![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/40/ed0a80df9a7889c6de31b79f5a16911d.jpg)
本日の合評会提出作品の選択で、天秤に掛けられたもう一方の画像です。
巨船が見えるのを教えてあげた兄弟です。
私が巨船撮影に夢中になっている時、彼らは巨船に見とれていたようですが、
その後ろ姿に気づきカメラを向けたときは、
お兄ちゃんは妹のほうを向いて何かを話しかけるだけで、
二度と巨船を見送る後ろ姿は見せてくれませんでした。
この後、間もなくこの場を離れ巨船を見送ることはありませんでした。
あまり関心が無かったのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/35/bc61352ee456d3a6c97d64502d89bdaa.jpg)
赤色矢印がカメラを据えた場所、黄緑色矢印が兄弟の居た場所です。
(Okicyan)
どこぞのおじさんが一生懸命写真撮っているけれど
ぼくらはいつものこと、
ということでしょうか。
これはこれで、
二人の日常をよく語っている写真ですね。
勿論二人が自転車を置き、
手すりに身体を預けていれば、
船の方を見ながら話をしている様子が撮れれば
それはそれでまた違った素敵な
ストーリーが生まれてきますね。
これはこれで非常に面白いです。
やはり巨船への憧れや興味は、その巨船がいかに大きいか、
何を仕事として果しているのか、どこまで行くのか、
搭乗するとどんな世界が見えるのか等が分かり始めると
湧いてくると思います。
憧れている大人と無関心な子供、これを写真の中に写し込めれば、
面白い写真になるのでは
と勝手に想像しました。
後ろ(私の方)を二、三回振り返っていました。
おそらく、
「変なおじさんがこっちを見ているから気をつけろ」
と、話しかけていたのかもしれません。
子供でも変か変でないかは分かるものです。
私もこのシッエーションはよく出会いますが、
目が合えばニコッとアイコンタクトを、
合わなければカメラのセッテングを心がける風でファインダーを覗きます。
ただ服装だけは心がけています。
カメラマンの中には気にしない方も多いですが、やはり普通が大切かと。
また回りの迷惑を無視した態度はカメラマン全体の品位を傷つけますよね。