しかし色々な問題があってそれが出来なかったのです。
第一の問題は142×12mmスルーハブでロード用の11速フリーが付いたハブがなかったことです。
それによって11速STIレバーを使っているにもかかわらず、カセットは10速しかなかったり、MTBのカセットを使ったりしてごまかしていました。
しかし、DTのリアハブはロード用のハブのラインナップに142×12mmが有るのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e4/3705372d1e405259103eedc33b5ec839.jpg)
それがこれです。
これを使えば全て解決ですよ。
さらにスターラチェットによる絶対的な安心感(構造上爪で引っ掛けてトルクを伝達しないので抜ける心配が無い)、センターロックローターが使えるイージーさも同時に手に入れることが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/00/28197f93c7a99f72bb68d6135ff4e06c.jpg)
そしてリムはNOTUBESのCRESTマーク3です。
今までのCRESTと重量は一緒でありながら、幅が3mm広がり、断面形状がかまぼこ型になったことによって非常に強固になりました。
旧CRESTだとカッティーとかすると曲がってしまいましたが、今度のは大丈夫です。
スポークはSAPIMのLASERです。
これは軽い、手がかからない、乗り味が良いと3拍子揃った非常に良いスポークです。
むちゃくちゃな乗り方をしているEXPLOSIF Tiにも使っていますが、今のところ全く問題ないです。
これらの組み合わせによってFARGOはまた新たな走りを手に入れるでしょう。
これからのツアーのガイド号としても活躍してくれるはずです。