
今日、息子がウイリーのフロントを上げる習慣に尻がサドルから持ち上がってしまっていることに気づきました。
私はそんなこと全くないので盲点でしたが、このタイミングでシートと尻が離れるといい重心でウイリーできない可能性が非常に高まるので、このポイントは重要です。
で、なぜそうなるのかをよくみると、彼はペダルを上死点から真下に踏み込んでいました。
しかしながら、クランクは上死点からは前にしか動きません。
この力を入れるべき方向のずれによって尻が上方向に持ち上がる現象が起きていました。
ペダルは踏むものではなく回転させるものなので、クランクポジションごとに力を入れる方向が変わります。
それを念頭に置いて乗らなければ、上手く走らせることができません。
ペダルを回すという行為一つとっても、効率を最大化するためには繊細な操作をしつつ強大な力を込められなければならないので大変です。
だからこそ面白いともいえますね。
こういう気づきによって進歩していくので、失敗こそ一番ありがたいものですよ。