![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a2/9b7618d9a643ec571d147c1b45811b0c.jpg)
JAMIS CODA NEOはおそらくSEQUELがバカ売れしたので、もっと安くすることができればもっと売れるのではないかと企画されたんじゃないかと邪推しますが、その結果生み出されたバイクは予想以上のものになったと思いますよ。
そもそもSEQUELは同社のMTBを差し置いて、非常に前衛的なジオメトリーを採用したバイクです。そういう意味ではKONAのUNITシリーズとちょっと似ています。
フォワードジオメトリーとされたこのバイク、操縦性が最新型のMTBにそっくりなんですよ。
そもそもJAMISのクロモリフレームの乗り味は柔らかめで抜群にスムーズなので、リジッドのフレームとフォークに硬いツーリングタイヤを履いているのにも関わらず、乗り心地は非常に快適です。
ヘッド部分が大径化されているのでハンドリングは非常に安心感があり、スルーアクスルではないですが、十分な正確性を持っています。
このバイク、荷重移動をきちんと理解してバイクを操ることができる人ならば、20万円クラスのバイクよりも楽しめます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/bb/f974f886b9382ee0d22a68f552da2e11.jpg)
バイクのしなりと返しのタイミングさえ計れれば、非常にリニアなハンドリングを持って、自由自在に乗りこなすことができます。
とても69000円という価格のバイクが持つ価値観じゃありません。
ロングライドで使うならば、ステムを20mm程度長くしてその分シートを前進させた方がいいと思いますが、フラットダートを含むようなグラベルライドならば、このバイクは最高に攻略しがいのある代物ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/95/f0e6d6f837bf89fcfc4434d0b52c3ddc.jpg)
とにかくこの価格で掛け値なしに全開で走っても楽しいバイクなんて出会えませんから、このバイクはある程度の偶然もあって生まれたスーパー楽しいバイクです。