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風に吹かれて...ありがとう、足助のかじやさん。

2014-09-15 11:38:48 | ☆徒然blog…♪
...9/13(土)。





本来ならば、この日の夜は、大森にあるそれは素敵な!フォークカフェ&ライブハウス~風に吹かれて、さんで行われるはずだった、足助のかじやさん/ワンマンLIVEを聴きにゆく予定だったのですね。。

http://blowind.oops.jp/

とても楽しみにしていたのですが。





先月末、鯱レレ万博&レコ発ライブの予定で、実家の豊田市に帰省した際にタイミングが良かったのか、悪かったのか....届いてしまった、本当に急な、足助のかじやさんの訃報。

訃報を受けたその日のまさに午前中。
某地元高校の文化祭の打ち合わせでお邪魔した高校で、以前から足助のかじやさんでのライブの音響をしていただいていた、まさきさんにお会いし、
「じつは調子が良くなくて、急遽入院されているんです」
ときき、13のライブは恐らくキャンセルになっていると知りました。




いちど、お見舞いに行けずとも、帰省中にお店に顔出さなくては、と思っていたその日の夕刻、届いた訃報でした。

入院から1週間、とのこと。
少なくとも、7月までは、お店にも顔を出されて、普通にされていたそうです。
8/11には、地元足助のライブで唄われていたそうですが、これが最後のステージだったそうです。




愛知でのウクレレイベントが終わって、週明け月曜日。

弔問にいっても良さそうだときき、車を走らせ、足助まで。
足助~香嵐渓までは、実家から30分もかかりません。。
本当に、文化的にも、ココロの置き場に置いても、地元、と呼ぶにふさわしい町で、そんなところにあったライブカフェ~足助のかじやさん、は、故郷と呼ぶにいちばん近く、相応しいお店。




前日日曜は、かなりの弔問の方で賑わったようです。
かじやさんが敬愛した、加川良さんも来られたのだとか。。

「起き上がって、抱きついて喜んでましたよ」と、奥さん。





「9/13にライブをどうしてもやりたくて、なんとかそこまで頑張って治療に入る、と言ってました」





夏の入り口に届いた、足助のかじやさん~廣瀬さんからのお知らせ封筒には、

「最初で最後のコンサートになります、是非おこしください」

と、直筆で書かれてありました。



と思いつつも、それほど気にしないで居りましたが、それはつまり、、、病状が思わしくないことを示唆してのことだったのですね。





そして、とても、とても楽しみにしていたと言う、きっと成功させたかったであろう「風に吹かれて」でのライブ。。。







この日、ライブがキャンセルになり、通常のお客様DAY~オープンマイクの日になっていたので、彼の唄をどうしても唄いにゆかなくては、と、思い、大森へと駆けつけたのでした。









とても素敵なお店で。。。






かじやさんが亡くなられたことを知らず、かつて、かじやさんの特集番組を取材されたことのある方がいらしたり....かじやさんで演奏をされたことのある、東京バンド!の、まじさんが来られていたり。。



土曜の急なキャンセルだったので、それほどのお客さんが来られないのではないかと思っていたら....結構な繁盛。






いろんな方とお話しさせていただいたり、とても、静かで深い時間を過ごさせていただきました。






このあとに、六本木へ行く予定だったので、、、オープンマイクは、最初に唄わせていただきました。
ご配慮ありがとうございました。





1.オモエサンライズ
2.古鼠川唄
3.たんころりんの町
4.レレ・ハッピーディ





かじやさんの唄~地元足助の町の、夏の風物である竹で編んだ灯籠~たんころりん、をモチーフにした静かな名曲を、唄わせていただきました。





名古屋でのレコ発の時にワンコーラスだけ、そして、翌日かじやさんを弔問した際、それから、風に吹かれて、で。
3度目でやっと、噛み締めながら。。。

きっと、かじやさんの唄を、この日この場所で唄えた人はすごく少ないはずで....先月末、そのことを、かじやさんから頼まれたような、そんな気がしてなりませんでした。。






この日のことが、かじやさん、気になって仕方がなかったのではないでしょうか。

きっと一緒に、ステージで唄っていたのではないでしょうか。。







「デイジーくん、みんな拍手してくれてるけどさ、それはぼくのうただよ」






なーんて、ぼそぼそ言いながら。









足助のかじやさん、大好きな故郷の唄を、いつもココロのどこかで唄いながら、これからも舞台にのぞみます。

♪たんころりんの町、とてもいい唄です。

唄っていると、なんとも、、入ってゆける唄です。









「デイジー君、ありがとう。でも、きみのうたではちょっと満足出来んなぁ(笑)」

そんな声が隣から聴こえて来そうでね。








でも本当は、地元の先輩の唄を....ここでゆっくり、聴きたかった。









風に吹かれて、で、聴いて下さって皆様、マスター~金谷あつしさん、、ありがとうございました。





そして....ありがとう、足助のかじやさん。
またきっと足助にも唄いにゆきますね。





どうか、安らかに。









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