高校2年の頃。
地元の愛知県~豊田市の街中にできたレコード店~新星堂豊田店。そこで出会った店員のおにーちゃんの柔らかい洗脳?で、すっかりブルースに興味を持つに至った、どぶゆき青年(笑)。そして、、、そのおにーちゃんから借りぱちしたままの「ブルースレコード・ガイドブック」。
その本の最後の方には、まだ手描きによるショップだの、ライブバーだのの宣伝広告が載っていました。その中で見つけた名前の中のひとつ。それが「高円寺ジロキチ」なる、ブルース系の方が出演されているであろうと思しきライブハウスの名前。。。東京に行ったら、いつか立ち寄ってみたいと憧れた場所でもありました。
その後進学で東京に出、すっかりブルース愛好家になっていたアタシ、自身の活動を始めても、しばらくはブルースマンを、ブルースギタリストを目指しておりました。。。
そんな頃、よくライブを観に行ったのは、まだ5人や6人編成だったバンバンバザールさん、それから、吾妻光良さんなどなど、そう、いつか憧れた高円寺ジロキチに、です。。ブルースを目指しながらアコースティックのデュオをやっていた当時、代官山にあったブルースバー~フーチークーチーによく出演させてもらってました。
当時まだ、開店当初で紹介してもらって駆け込んだお店。いつか、ジロキチで演奏できるようなブルースギタリストになりたいと、本気で思ってましたよ☆
それから、時は流れ。。。ブルースギタリストを目指していたはずが、少しずつオリジナル作品にバランスが傾いてゆき、音楽のスタイル上ではいつしか「ブルース」に拘ってゆくことを諦めていました。演奏場所も、通常のロック系のライブハウスに変わってゆき、、、さらに時が流れて、ウクレレを手に、アコ楽団からデュオ、そしてソロの歌うたいに。
昨晩、近所のウクレレ友達~コータロ夫妻にお声掛けいただき、わけもわからぬまま、、そのジロキチで催されたイベントを観に行ってきました☆
しかし、なんでコータロさんたちがジロキチ??な感じもしたのですが、なにやらセッション企画だというのです♪
ひろなりさん、という素晴らしいブルースマン?ギタリストの企画によるセッション新年会☆コータロさんたちは、いろんな地元つながりで知り合った美味しいお店のマスターでもあるひろなりさんに誘ってもらって、観に行くことになったのだそうです。。
みな、バックバンドを従えてのセッション☆あたしも、なにかロケンローチューンでバンドバックに吠えようと思ったんですが、、普段は自作自演ですゆったら、
「そんなら自分の曲やってください」言われて(笑)、あとでセッションタイムありますから~、ということで、いきなりピンで歌うことに。。。ひろなりさんが、サイケな感じでギターの彩りを加えてくれながら、、ナツアカネ、を歌わしてもらってきました。。
しかし。
まっさかね、いつか憧れたブルースの聖地~高円寺ジロキチで、ウクレレ抱えて歌わしてもらう時間が持てるなんて、まー思いもよらんかったわ。
コータロさんやっちゃん、貴重な機会に誘ってくれてありがとう!
まー、とんでもなく場違いでしたが(笑)。。
そして、噂では聞いていましたが、、、地元のPTA絡みで知り合ったベースマン~はるとパパ☆とも、学校の行事以外で初めて遭遇!
かっくい~っ!
いや、愉快愉快☆
いつか一緒に吠えてください♪
...あたしゃ週末から枯らしていた声がまだ治らんので、ぜんぜん歌えとらんかったけど(汗)。。
それにしても、、、なんだか感慨深い時間でしたよ☆大人たちのブルースやソウル、ロックが、延々と鳴り続けた連休最後の夜、高円寺ジロキチ、でした☆
まいたけさん、バッパーズ、よく観に行ったよ☆
ええこというなぁ~!!!
そうなんだよねぇ。。。本当に。
ハートというか、愛とでもいうか。。
文化も違う、育ちも違う。
でも、なぜか、いつもそっと癒してくれる音楽って、、「ブルースだな」って感じるものばかりだったよ。いまもきっと、ね♪
しかし、やっぱなぜか、、、あすこは関西弁(笑)。
結局ブルースってハートなんよね。大人には大人の、子供には子供の、男には男の、女には女のブルースがあり、それらを包みこんで、吐き出させて、気がついたら癒してくれるのがブルース。憂鬱なブルース、脳天気なブルース、キメてぶっ飛んだブルース、宇宙の彼方まで連れていってくれるブルース、宇宙人みたいな奴が奏でるブルース、、、どぶちゃんの唄った楽曲はジロキチにいた人達にどう伝わったのだろうね。
ギターやウクレレなんて所詮はギアであって肝ではない。心をこめて奏でられる音を愛する大人達が集まった空間はさぞ心地好かったでしょう♪