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三陸"かりんとう"いろいろ...☆

2017-05-18 13:03:03 | ☆徒然blog…♪

...かりんとう、といってまずイメージするのは、やっぱり真っ黒な黒砂糖の細長いお菓子ですよね(笑)。

でも、岩手三陸方面でかりんとう、というと...その様子はちょっと違っていて。。。

 

特徴は、この渦巻き模様!

 

白い部分と黒い部分がウズウズ模様になった、平たいお煎餅のような形をしているんですね☆

それぞれの地域によって少しずつ、感じが違うのも特徴なんです(^-^)♫

 

 

 

 

やはり一番ポピュラーなのは...田老のかりんとう、なのかな?

震災後、こんなニュースが話題になりました☆社長のわしっちゃんの頑張りが、いちはやく皆に元気を届けたのです♫

https://sanriku.keizai.biz/headline/691/

 

 

田中菓子舗さん☆

 
 
 
 
 
 
以前、田老にある再建した工場にお邪魔したことがあります。。。
 
 
 
 
 
 
お仕事の手を止めて、ウクレレを聴いてくれました☆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
...支援していただいたという、大切な冷蔵庫。わしっちゃんが、語ってくれました。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
細越商店のひでこちゃんと、わしっちゃん親子。。。
そう、たろちゃんはうすでの、最後の復興祭。
一緒にステージに上がっていただいたことがあるんですよ(^-^)v
 
 
  
 
...袋には田老育ちの証⁉︎観光名所でもある、山王岩!
そして...宮古の塩、使用!
 
 
 
ぼくも最初に体験したのはやはりこの、田老のかりんとう、でした☆
宮古の方々には、このかりんとうが一番、馴染みもあるようですね!
 
これが美味しくてね...( ;  ; )。
 
 
毎度必ずどこかで買って帰ります。
 
 
 
 
さて。この田中菓子舗さんのかりんとうは、ネットでも注文することができるのですが...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
...さすが秘境いわて、なのであります。。。現地に行かないと手に入らない、ご当地の味ってのが、いろいろあるんですよ☆
 
宮古から南へいったところ、山田町の「くりっこ屋」さん。
 
シロ(白砂糖)、クロ(黒砂糖)、、、種類もいろいろ。
ちょっと大ぶりなかりんとう!
こちらも、とってもおいしんですよ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こんどは宮古から北へ向かって...すっかりお馴染み⁉︎田野畑村まで行くと...こちら!
岩泉の、三松屋さんのかりんとう!
田野畑ではこれがポピュラーなんだ、と、先日お会いした田野畑復興課のちかさんがお土産に持ってきてくれました☆
 
 
この、商品札シールが、いいでしょ?
いかにも、地元のスーパーでしか売ってない、って趣!
でも、これがまた一味違っていてね。。。
 
うす〜くあげてあるので、割りながらとか食べるととっても調子いいのです(^-^)。
 
これは本当に食べやすくてね(笑)、ついつい...気がつくとひと袋空いてる...⁉︎
 
 
 
昨年台風の影響で大きな被害を被った、岩泉のお菓子で、そう、田野畑と岩泉は隣り合っていてね、何かと行き来も多い地域なんですよ☆
 
 
 
 
...まだまだ他にも、いろんな種類があるんです!
道の駅なんかでは、とても多くの種類が販売されてます☆
いろいろ買って食べてみて、お気に入りを探すのもたのしいのでは...?
 
 
 
 
 
 
 
さて。
 
 
 
 
 
 
最後に、レア中のレアアイテム!
 
 
まるで...揚げドーナツのよう??
 
 
これは...田野畑村の、沿岸沿いの地区〜島越地区限定!秘伝のかりんとう、なんですよ☆
 
確かに材料は同じなんですが...こうして厚くドーナツのようにあげたかりんとう、でもほら、よぉ〜くみてください!
 
やっぱりこの「渦巻き模様」が...(^-^)。
 
 
 
 
 
 
以前三陸鉄道の島越駅で、ちいさなコンサートをやったことがあるんですが...その時に地元のおかさんが、作ってくださったのです!
そりゃおいしかったさぁ、お昼ご飯いらなくなるくらい、たくさんいただきました(笑)。
 
 
 
 
「島越のお嫁さんにしか伝授しない、"秘伝"のかりんとうレシピ」
 
 
 
 
なんだそうですよ(^-^)...
 
 
 
 
「島越から嫁いでゆくお嫁さんにも教えない」のだそうです。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どこへ行っても同じものが食べられるようになったいまのご時世、こんな風に守られている味があっても、いいですよね...(^-^)。
なんだかじんわりします。。。
 
 
 
 
 
...大きな断崖絶壁続きの、三陸リアス式海岸。
 
その特殊な地形ゆえに、断崖と断崖の間の浜が、それぞれの暮らしの場として発展し、集落となっていったのですね。
 
いまでこそ道も整備され、車で行き来できるのですが、、、かつては隣の集落に行くにも船で海を伝って行かなければならなかったのだそうです。。
 
あるいは、断崖を伝って。。。
 
 
 
 
宮古市内の中心部でも、すぐ隣の集落に感じる地域同士でさえ、山に切り通しができるまで船での行き来だったのだそうですよ。。
 
 
 
 
だから、きっと...それぞれ自慢の文化が、それぞれの集落で育まれて、こうして独自の形で残っているのでしょうね...(^-^)。
 
 
 
 
「なぁ〜んだぁ、おめ、くわがさきかぁ」
 
 
 
なーんて、すぐそこなのに(笑)地域同士の「おらが町愛」のようなものを、冗談半分に言い合っては笑う、仮設でのおとさんおかさんの姿を、初めて訪問させてもらった時からず〜っと、しょっちゅう目にしてきたもんね☆
 
その言葉の裏には、生まれ育った地域への愛と、誇りを感じるのです。。
 
 
 
 
 
いろんな形や味のかりんとう...たかがお菓子、なのですが、そんな地域性や表に出ない歴史を、こうして今でも静かに語ってくれているのです...きっと、たくさんのものが流されてしまったのだと思うけれど...こうして人の手の中に残った技術や味は...いくら大きな波でもさらうことのできない、大切な大切な宝物なんだと思うよ。。
 
 
 
 
そう、田中菓子舗のわしっちゃんたちが体を張って背負っているのは...とってもあたたかくておっきな、かけがえのない宝物なんだってことが、ちょっとずつ、わかってきました...♫
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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