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Fool for the city…☆

2020-04-12 23:16:30 | ☆徒然blog…♪
…永野 護さんという作家・デザイナーの処女作漫画「フール・フォー・ザ・シティ」。

いや、ぼくはまったくもって漫画には疎いです💦
そもそも情報に疎くて😂💦
テレビもまったく観ないし😅…ドラマや芸能人なんてのは、もうからっきしわかりません☝️
なのですが、この漫画は高校の頃、アニメ好きで音楽好きな友人が貸してくれたもの。
一冊で完結する物語でね、世界大戦争後の近未来の世界が舞台。生き残った人たちによる連邦国家では、コンピュータをつかった統治統制が行われ、それは文化にも及んで…
音楽は全てデジタル、そして、過激な?ロックは禁止…歌謡曲程度のものまでしかゆるされず、LIVEでは聴衆はイヤホンをつけて楽しむという世界。

フールフォーザシティ、これは、70年代に活躍したハードロックンロールバンド〜フォガット、というバンドの大ヒット曲なんですよ。この曲をモチーフにつかっていて(物語とはあまり絡まないけれど…)、それで友人が貸してくれたんだよね、おもしろいよ、って。それでその友人もぼくも、フォガットのCDを買いました(笑)。



話戻って、コンピュータによる統治の世界の若いミュージシャンが、あるきっかけで戦争前の世界で使われていた、楽器たちを与えられて…その生の音の魅力に魅せられてゆき…古いバンドの曲をコピーして演奏し出して…最後は禁止されていた生音での大音量のロックコンサートを開催する、というストーリー。
ラストに演奏されていた曲が、フールフォーザシティ、なんだよね。。。あ、漫画だけどね(笑)。

なんか、
この今の状況に当てはまったりすることも多くて…ふと思い出したんですよね。。。
レコード整理してて出てきた、その、フォガットのライブ盤!!!



こーれほんと名作なんだけれども(笑)、これ聴くと必ずこの漫画が一緒に思い出されてくるわけ。。

いつのまにか音楽はデジタル化して、まだ手作りのものをデジタルで聴くだけだから良いけれども…レコードは言わずもがな、いまやCDすら消えつつあり、お家にはCDプレーヤすら消えてゆこうとしている世の中。。。
みな音楽は、ほとんどイヤホンで楽しんでるよね。

ライブハウスや、イベントでの生演奏が自粛され始めて…配信しか手立てがないこの今の状況に、どこかリンクして見えてしまって。。。

ライブハウス文化が危機にさらされ「生演奏の場」から、ネット化がさらに進んで、音の楽しみ方が変わってゆくかもしれないような危機感…
今日も老舗ライブハウスの閉店のニュース。


…最後にはきっと…きっとまた、大音量でフール・フォー・ザ・シティを、ロックンロールをみなでたのしみながら聴くことができる、そんな日を、ぼくはきっと信じてすすみたい。
きっとこの手にまた熱い音楽が戻ってくることを信じて…ね☆

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