どぶゆき＆あんぱん☆ウクレレSHOW!!～あたたかだった週末3....☆

空いてしまいましたが....日曜の記録です☆




土曜は江古田の教会でGGNチャリティ企画、日曜は昼間～モンステラカフェ＠横浜三ツ境にてプチ教室企画、そして迎えた夜、、自由が丘アイランズカフェ～どぶゆき＆あんぱん☆ウクレレSHOW!!
午後からのひどい雨模様にも関わらず、お越し下さった皆様。
本当にありがとうございました。。
満席のアイランズ、終始あたたかい気持ちに包まれての、忘れがたい夜になりました。







....あんぱん氏とはもう、6年の付き合いになります。。。
初めて出会ったのは....劇団の先輩がオープンした、妙なお座敷バー／南林間ラ・スタンザ。
師でもある、まいたけさんとの共同企画で、音楽イベントのこけら落としをやった時。
その地に住んでいた、彼は、そのひと月半程前に行われた大きなイベント～ウクレレクレイジー＠座間、を観にきてくれて、この日のご近所ライブを知ったそうで、早くから予約して観にきてくれたんですね。



どぶゆきはまだ、バンドの一員で、ウクレレと唄の係、だった頃。
そう、デイジー☆どぶゆき、とは、名乗ってませんでしたよ、そー言えば(爆)。



当時から司法試験にチャレンジしていた彼。
ウクレレは、その息抜きに、と云うことでしたが....めっぽう上手い(笑)。
ソプラノウクレレで演奏することに、こだわりを持つ彼。
そういえば、その時、オープンマイクタイムみたくなってね、弾いてもらった、ジェイクのなんかのナンバーも、、、ソプラノのカマカで弾いとったわ。

今年晴れて、試験に合格。






去年は、落っこちて、今年が最後のチャンス。
その間、あの、激戦だった、ジ・ウクレレコンテストの予選を、公平な審査の、一般公募、音源で通過。
しかし、、最後のチャンスに集中するため、やむなく、本戦辞退。。。。

活発に演奏活動をしている人ではなかったので、ラ・スタンザ周辺以外ではだれも彼の腕前や、唄を知る人は居らんかったので、どぶゆきも「知り合いが一人予選通過したんだよ」くらいにしか話していなかったのですが、、、その応募音源をね、ミクシで聴くことが出来ると教えてくれたので、聴いてみたら....なんと切ない唄。。。
ウクレレ上手いのは知っていたけれど、うたもこんなに真っすぐ、切なく響くひとだったとは。。。
なぜ審査を通ったのか、よくその理由がわかったものです。




南林間でのライブのときは必ず顔を出してくれていた彼。




どぶゆきの、バンド時代からの、今でこそ言えますが、、、本当にしんどかった変遷も、知っている数少ないウクレレ友でもあります。
今年司法試験に受かり、長い長い、本当にこれ以上ない程だろうと思われるしんどい時間に、とりあえずの終止符を打ち、めでたく修習生として、来週から長崎へ。
その後も長崎での就職を(出身がそちらであるため)希望する彼。

なんの因果か....この夏、試験の結果待ちの間、ウクレレサポート協会のお手伝いをしてくれることになり、１度は代表ヤマモトと、岩手にも行ってくれました。




合格発表後は、すでに修習が間髪入れずにスタート。
山のような課題に追われながらの日々。
きっと、ここで彼とのライブを企画しなかったら、、その機会を失うかもしれない、と思ってね、訊いてみたんですよ。
そしたら、二つ返事で「やります」と。

そして実現したのが今回の企画だった訳です。





集まってくれたのは、あんぱんを知る南林間の仲間、そしてレレサポメンツばかりではありません。
アイランズは、かのスラッキーギタリスト～松本ノボルさんのバンドメイトでもある、もんちゃんのお店。
どぶゆきがライブやるってんで、もんちゃんが声をかけて下さって、、まっつんせんせも、またトイズの松田ようこさん、、ウクレレ唄うたいのハナムーンさんまで、集まってくれました。
ビックリの豪華客席に。。。(笑)








前半はあんぱんのステージ。
しかし、ここがこの日のメインでしたね！
ウクレレソロから、コンテスト応募曲、そして、岩手で一緒にうたって来たレレサポ山本とのコラボ、最後はアタシの、彼がずっと好きだったと云ってくれていた曲「駅」を一緒に。。



どぶゆきも、この唄は、南林間でイラスト展を企画中に絶縁になってしまったバンドメイトとのゴタゴタを引きずって、再スタートを切った時、イラスト展のオープニングで堪えきれず涙ながらに(苦笑)唄わしてもらった、、、本当に、南林間とも、あんぱんとも、何とも言えない「何か」で結びついている曲なんですね。
胸が、いっぱいでした。
あんぱんの時間、そして、彼には遠く及びませんが、、、それなりに、自分にも流れていった時間....その重みに想いを馳せながら、声をあわせた１曲でした。

http://www.youtube.com/watch?v=qLuCH7EeAQQ&feature=share

コチラに、その記録があります、覗いてみて下さい☆






あんぱんの唄は、どこまでも真っすぐ、そして、、、深い孤独を抱え込んで切なくて。
今時こんな歳になって、ここまでまっすぐ唄える人は、少なくとも、僕の回りにはひとりも居ません。
知りません。
上手いと云えば、そうとう上手いんです、うたもウクレレも。
でもね、そんなもんじゃないの、やっぱり。
技術は確かに必要で、それがなければ、表現したくたって表現出来ないのです。
でも、やはり、表現するための技術であったからこそ、彼の唄はここまで、、、どこまでも突き刺さってくるものになっていたんだと思いますよ。

ジェイクの演奏をコピーしたり練習したりしたのは、唄を歌って弾くウクレレを自分なりに研究したかったから、だそうです。
現代最高と誰もが認める奏法から、自分の表現のため勉強を、最初から、そのつもりでやりたかった、というのですよ(笑)。






ははは。





もともと、そう言う類いのものが好きなんですね、どぶゆきは。
たびたび話のネタにする、レノンの「ジョンの魂」やら、
ロバートジョンスンの「キング・オブ・ザ・ブルース・シンガー」
なんてレコードは、昔も今も、到底、、、商売のために録音された物とは(もちろんそのためなのでしょうが)思えない「何か」を、深く抱え込んでいます。
ロバートなんて、伝説の超絶技巧を持つ人としても知られているのですょ☆
でも、彼のレコードを聴きたい時、そんなことは、本当にどうでもよかったり、するのです。。
果てしない孤独を「訴える」彼の唄やギターからしか、感じられない何かを、求めているときが、あるんですよね。
レノンなんて....誰もが認める現代最高の音楽家、という才能の持ち主じゃないですか(笑)。







この日のあんぱんのうたは、そう云うものでした、間違いなく、ね。







どぶゆきは、そう云うものを総じて「ブルース」と呼んでいます。







これで二度目です、生の、生きたブルースに接したのは。






１度は、昨年、岩手県宮古市に初めて訪問した際、、、仮設のおとさん、おかさんが聴かせてくれた「赤とんぼ」。
もう一度は、この日のあんぱん。






ブルースの正体を「みた」のですね。






細い線のように、しかし確かに揺れて伝わってくるバイヴレーション。
窓の外から、音と音の合間に時折聞こえてくる激しい雨音とあいまって....どこまでも切なく澄んでいました。
でももう、孤独な闘いは、おしまいだよね！


次に会う時、この切なさはきっと、たくさんの人をあたたかく包む優しい愛に昇華されているに違いないと、思うのです。


だって、そういうものでしょ(笑)。
悪いことしてる人は知らんよ(爆)。








音を合わせること。
声を合わせること。





これは「あわせようとするココロ」そのもの。
それが最重要ポイントではない人とは、いくら時間を割いても、やっぱり合わなかったり(笑)。






どぶゆきタイムでは、前半の「駅」以外に、、
「羽化」
「ロングプレーヤー」
「しんかんせんのうた」
「スパイス☆マジック」
そして、
「レレ・ハッピーディ」
を一緒にうたってくれました。

正直、彼も僕も無茶苦茶忙しくて(笑)、満足に仕込めなかったのです。
かなりぶっつけた部分もあり、粗いとこはめちゃめちゃ粗かったんですが(苦笑)、、それでもこうして、波長をあわせられる人とは、なんとか、あわせられるのです、不思議なもので。。。





あんぱんに教えてもらっていた、ちっちゃなお友達も、初ソロシンガーデビュー☆










客席でずっとチャチャ入れながら、おっきな愛で包んでくれたまっつんせんせも、コンテスト本戦出場権を得ていたのはフロックではなかったと、、本人に伝えて下さってました。
人のことながら、、、とっても嬉しかったな。






もんちゃん、まっつんせんせ。
そしてお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。。





そしてあんぱん！
アナタの言葉ではないですが....強烈に思い出に残る夜になりました☆
こんな日が来るなんて、ね♪

どぶゆきも、あんぱんが伝えてくれた言葉で、いままでどれほど救われて来たか。。。

ありがとう。





いつの日か必ず訪れるであろう(笑)凱旋ライブでは....今回ポシャった曲、やりましょう☆
待ってます！
あ。
長崎にも行かなくちゃ！
探しといてね、ライブ会場(笑)。
















音楽の神様が、もし居るのならば....この夜はね、きっとアイランズカフェの近くで、そっと微笑んで、見守っていてくれたに違いない、きっと、ね。






この写真が、その証拠でしょ(笑)☆