SD330の手動コントロールスイッチ

SD330は別売りでオートコントローラーを販売している。
この製作記事もネットでは見かける。

使用頻度が少ないのでオートコントローラーは勿体ない。
でも移動で持ち出す時には、今のよりも使いやすいものがあると便利だ。
同種のスイッチは市販でなかなか見つからないのでメーカーに補修部品として聞いてみる。
スイッチだけは販売していなくて、このようなケーブル付きになり、2,500円もする。
これではたまらんなと、要は極性を変換できればいいわけだから・・・

色々と探していくと、モーメンタリ 2回路2接点ロッカースイッチに行きついた。
モーメンタリ動作というのは、SD330のスイッチの様に真ん中でオフの状態。
スイッチを押して（倒して）いる間はオンで離すと元の位置に戻ると書いてある。
これで2回路2接点あれば極性を変えられるのではないか
以下はマルツの説明から引用します。


これを手書きで汚いが下図のようにつなげば極性が反転して、SD330のコイル部分が上下してマッチングが取れるのではないだろうか。


モーメンタリ 2回路2接点ロッカースイッチを購入しました。２個セットでした。
て実験したら上手く行きました。

実験開始です、まずは結線します。


電圧を加えて、スイッチを押して（ちょっとやりにくいな）出力電圧を測定します。

ちゃんと極性が変わっています。

出来ればモーターの速度を変えれば微妙な調整もしやすいのでないでしょうか？
供給電圧を下げればモーターの回転数は下がるはずなので、電源側にボリュームを入れたらどうなるか？
次回に実験してみよう。