小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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嬉しかった!帰ってきてくれたボランティアさんの巻

2004年12月24日 10時53分31秒 | 新潟県中越大震災・地震
嬉しかった!
また来てね!っていったら 本当にまた来てくれたの。
このあいだフリマにきてくれたボランティアさんたちが!
社交辞令じゃなくて、私たちのニードを満たしてくれようとするその気持ちが嬉しかった。

焚き出しは嬉しいヾ(@^▽^@)ノ と伝えたら
昨日ラーメンをつくりに来てくれたんだ。
前日ちゃんとチラシも配布してくれてたんだよ。
チビが入院するかどうかって状態だったから
「ん~~!行けるかどうか~~。行けたらいく~!」って言ってたんだけどね。

サンタさんのコスチューム&秀樹のYMCAみたいなへんてこな帽子かぶって
もうまるで人気ラーメン店のような列列列!
でもねーさすがです。
待たせてるあいだも大道芸の人がやるみたいな長い風船で犬を作ったりしてさ。
子供たちを飽きさせないようにしてくれてたんだ。

そうそう子供たちにはお菓子の詰め合わせセットやえんぴつ消しゴムなどのプレゼントを
サンタさんにひとりひとり手渡してもらいました。

大人は待ってるあいだに日用雑貨をみてまわってました。
「これいいんじゃない??」と衣類に手をかけるおばあさん。
やきそばや大根、みかんなどもちょっとずつ欲しい人にわけてくれました。

んでもってラーメンなんだけど、すっげー美味しかった。
挽肉 もやし 細切りたけのこが入ってたしょうゆラーメン。

こんな雪の中、どうやって焚き出しするん??と思ってたけど
ちゃんと町内にある集会所を借りてくれたので快適でした。
あまりに人がきたもんで、追いつかず大変そうだったけど
ほんとうにありがとうございました!

集会所も天井が数箇所落ちていて ちとナマナマしかったなぁ~。

こどもたちは「またあのおにいさんたちが来てくれた!」ってハイになってました。
ため口でおにいさんのニックネームを叫び、まとわりつくまとわりつく。
10人くらいの子供たちに囲まれ、おにいさんヘトヘト(;^_^A
でも、子供たちはほんとに嬉しそうに雪合戦してました。

ラーメンを食べ終えたあとも時間の許す大人は会館に残りおしゃべりしてました。
「こういうのは助かるよね~。今大人はいちばん疲れてるときだから~」
と近所の奥さん。
やっぱり誰かと話してるとストレス発散になるよね~~、と。
それにわざわざ電話で話すことじゃなくても、こうして集まったら情報交換できるものね。
その日も子供の通学路の話で細かい話を聞くことができました。

この奥さん、
きけば、今でも避難所生活と変わらない生活をしているというの。
ライフラインは通っても、家のお風呂がやられてたり、洗濯の水を排水する管の工事がすすんでないので
つい先日まで自衛隊のお風呂にお世話になってたっていうんだから驚いたよ。
洗濯もコインランドリーを使用してるんだって。

避難所がなくなっても困ってる人はたくさんいるから
そういう人たちへの支援を引き続きお願いしたいもんです。


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