Dollyの*ラウンド*ダンスに夢中 ーI Was Made For Round Dancin' 

ラウンドダンスにどっぷりハマってしまったDollyの「Sweet&Lovely」なダンス三昧の毎日!

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2020-01-06 19:58:55 | 日記
日展に行ってきました。お友達の書を見に。
かな文字です。

かわかぜの涼しくもあるか
うちよする
波とともにやあきはたつらむ
あきかぜのふきにしひよりおとはやま
みねのこずえもいろづきにけり
紀貫之


彼女のおかげで、今まで縁の無かった書展の常連に・・・
少しインテリな批評家になった気分で偉そうに感想を述べる。
筆の運びは緩急だと思う。濃淡や余白のバランスは感性。ダンスと似てるなぁーといつも思います。
字のカスレ、字体・・・自分でプランを考えるそうです。
作品の目に映る書の他に、題材、紙、墨、表装も、何を使うか・・・自由な発想で構想を練る。
それらも全て書の一部なんですね。
子どもの頃、学校で書いた書道とは、全くガラッとイメージが変わりました。
お手本のように整って、出来るだけ似せてきちんと書く・・・そういうものだと思っていました。
大人になって、私も趣味で書道を始めましたが、
自由にのびのびと好きな字を書くことって、なかなか楽しい。

日展は、日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書・・・と、分かれていて
他に、洋画・彫刻・工芸美術も見てきました。
私がいつも楽しみにしているのは、彫刻と工芸美術です。
今回も、イマジネーションの広がる面白い作品がいっぱいでした。

それから、今回面白いと思ったのが、タイトルの付け方。芸術も国語力が大切。
見たままでない、意味深なタイトルがついていたりすると・・・作者は何を伝えたいのか・・と、考えてしまう。
長く立ち止まってしまった作品は、印象深い作品。楽しい一日でした。
コメント
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