「最強」の義理のお母さんが東京にお帰りになりました。不安定な産後の夫婦ふたりと新生児をかなり支えてくださいました。本当にありがとうございました。お義母様には頭があがりません。
最初の正念場到来か……! 医クメン・たきいです。
育児記録アプリには電子カルテみたいなこんな便利なアプリがあって、夫婦のスマホで共有できます。今気づいたけど、スクショするとこどもの名前が隠れるようになっている。すげぇ。
仕事で疲れて帰ってくると、息子の夜泣きにすら気づかず爆睡、妻が気を遣って息子を別室に連れて行って夜間のおむつ替えやミルクあげをしてくれるという早速ダメ夫っぷりを発揮してしまっております。
これまで当直だってオンコールだって幾度とやってきたし、世間のパパの中では夜起こされる耐性はあるほうだとは思うけど、どうして息子の夜泣きを気づけないのか……。実質的に「毎晩家庭内当直」みたいになっている妻には本当に感謝です。
とはいえ、甘えてばかりもいられないので、休日に言ってみました。
「俺が看てるから散歩いってきなよ」
……実力を超えた安易な発言、大丈夫か???
これまでの経験的に、妻の1日の歩数と妻のメンタルの安定さは比例することが示されているので、これをクリアできると我が家としても一歩すすめそうです。がんばれ、俺。壁は高いほど燃える!
妻「えぇ~いいの?」
たきい「準備して行ってきな!」
……おむつ替えはまだやらなくて大丈夫そうで、ミルクあげも難なくクリア。いい感じ。先述のアプリに記録もします。げっぷもしてくれました。よし、あとは寝させておこう!一丁挙がり!と思ったら事件発生。
しゃっくりが止まらない――
内科医としても確定診断がつけられないことも多い「吃逆」ですが(卒後3年目くらいのときにいろいろと勉強したことがあるけど原因不明のことが多かったハズ)、迷った挙句に新生児に初手胃カメラオーダーというわけにもいかないので……、そもそもここ家庭だし、、、
わからん!
助けてGoogle先生!ということでググってみたところ、
「そもそも乳児はげっぷしやすい」
>なんとなく納得
「ゲップをさせよう」
>もうしてた
「おむつを替える」
>……まじ!?
めちゃめちゃおしっこしてるじゃん
ごめんよ気づかなくて。
おむつを替えてみたらしゃっくりも止まりました。
またひとつ学びました。
「こんな時間にその相談しなくても……」なんて患者さんやそのご家族に陰性感情を抱いてしまった研修医の頃をふと思い出してしまいました。
育児はド素人な私とはいえ、一応医師免許は持っています。それでもその最中は不安でした。たまたま今回は自分で解決できたけど、健康問題が未解決だとだれしも不安になるものだなと、心で感じたひとときなのでした。
我が子ほどのスピードではもう成長できないけれど、一緒にいろんな側面で成長していきたいと思っています。
(呑気にブログ書いていられるのも寝がえりもしない今のうちだったりして、なんて思っちゃった人(笑))