R02(2020) 5月初旬撮影
ネット碁を見ていると、必ずしも「じょうず(上手)」が勝つとは限らない。投了したほうが良いのではないか、と思うくらい負けている方が勝つことがしばしばある。しばしばどころではない。3割くらいがそういう勝負の付き方をする。
碁を打っていると、つい、「戦」に夢中になる。そのためか、胸がすくような見事な打ちまわしをしている人が重大な欠陥を見逃すことが、しばしばある。こんなに強い人だから何か対策はあるのだろうと、思って見ていると、最後の最後に投了。気が付いていないのだ。
ネット碁だからどういう状況で碁を打っているのか分からない。ムツカシイところで電話がかかってきたり、来客があったのかも知れない。あるいは奥さんに「早くご飯をすませて」と追い立てられたのかも知れない。夜なら、お酒を飲みながら打っているのかも知れない。集中力が散漫になる。
何やカヤで、ネット碁は「下らないことで決着がつく」ことが多い。