敦賀市 松栄岸壁 R3 08/01 sunday
ネット碁。「細かいが、負けはないだろう」と思った。5目半足りなかった。白番だから盤面12目も負けていたことになる。納得がゆかないので、lizzie(リジー)で調べた。
lizzie(リジー)とは、一般にリーラゼロと云われている囲碁対局・検討ソフト。
なるほど便利だ。1手打つごとに勝率が 折れ線グラフ 上に示される。
さらに凄いのは、 lizzieに付いている katago と云うエンジンを使うと目数差まで示してくれる。一手打つごとに、「今、黒が何目良いのか、悪いのか」示してくれる。
おまけに、次に打つべき候補地点を1~5カ所、示してくれる。
勝率、あるいは、目数差の変化を見れば、どの手が良かったのか、悪かったのかが分かる。そして、どこに打つべきだったのかも、分かる。
以下、感じたことを箇条書きに。
・人間とコンピューターとでは囲碁に対する思想が違う。
人間は棋理に沿って石を打つ。広い方から打つとか、サバくとか、利かすとか、石が軽い とか、重いとか、、、等々。
対してコンピューターは「比較」で石を打つ。こっちと、あっち、どちらが良いかで打つ。ただし、天文学的な組合せをシュミレーションして、その中から最善を選ぶ。そのため、感覚的に(見た目)、ちょっと、人間とはズレる場合がある。
・勝率(目数差)がグンと上がったとき、あるいはグンと下がったとき、つまり、良い手を打ったとき、悪手を打ったときだが、コンピューターは数値のみ示す。理由は示さない。理由の解釈は lizzie を使う人の棋力にかかっている。
そのため、級位者や低段者にとっては、利用の仕方がムツカシイ。
★ 置碁もOK。