趣味の囲碁

囲碁大会の写真と、雑文です。

囲碁は寂(さび)れる。

2021-01-02 13:21:53 | コラム(囲碁)


R02 12/31 正午撮影 自宅前

囲碁はますますサビれると思う。お花や茶道のように好事家だけの趣味になる。

 理由は、碁は人間の持つ嫌な面、悪い面が出やすいゲーム。

 「横から口出しはしないで下さい」と注意しても屁のカッパ。まるで検討会。誰が打っているのか分からない。
 
 負けたときに捨てセリフを云う人も多い。「本当は勝っていたがうっかりして、やられた」。

 一番ひどいのは「心ない高段者」。片っぱしから下の者に対局を強要する。「碁会に行っても、どうせまた、あの人につかまるだろう」。だんだん参加人数が少なくなる。良識ある高段者はその辺を考えてあまり碁会には来ないし、来てもニコニコ笑って見ている。他のブログでこんな記事を見た。「日本の碁は有段者に滅ぼされる」。

 ネット碁もひどい。負けそうになったらパソコンの電源を切ってしまう人、あるいは、そのまま放っておいて、投了(負け宣言)ではなく時間切れ負けにする。

 碁はそれほど負けるのが悔しいゲーム。相手が悔しければ悔しいほど、逆にこちらは嬉しい。

 こんな嫌なゲームはサビれて当然。


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