趣味の囲碁

囲碁大会の写真と、雑文です。

置碁に付いて。

2018-03-02 09:35:29 | コラム(囲碁)

福井県勝山市 左義長祭り
毎年、二月最後の土、日。
三百年続いている、奥越に春を告げる恒例の行事。

 置碁は、碁盤上の要衝に石を置いた状態でスタートする。『こんなにいっぱい石を置けば何とかなるだろう』と思って始めるが、何とかはならない。一体、置石は何のためにあるのだろう。

 一般には、置石は棋力差をカバーするハンデキャップと云われている。全く人を馬鹿にした話だ。こんな説明で置石の本当の意味が分かったら、気違いか天才だ。
 置石なんか、ないほうがよいと思う。なまじあるから攻撃目標にされる。なければ攻撃目標がなく、上手も困るだろう。

 その点どうなんだろうと思って、ネットで調べてみた。置碁について論じているサイトがあった。「置石を連絡するように打ちなさい」、「そうしなければ、いつまで経っても置石は減りません」と。解説図までつけてある。しかし、読んでいて何かスッキリしない。「それは、そうなんだが」、、、。

 疑問に思ったことは、碁は一手ずつ交互に打つ。連絡するつもりで打っても、次は相手の手番だ、邪魔をして連絡なんかさせてくれない。
ウェッブサイトの説明は、国会の答弁のようなものだ。分かったような、分からないような、、、結局、ウヤムヤ。

 もう、やけくそで、何子置いても置石はないものとして打っている。置石には頼らない。そんな打ち方をしても ‘たまに‘ だが、勝つこともある。そういうときは、偶然にも置石がうまく働いている。


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