若手ベンチャーを育てる事業「おなり2ベンチャー支援プロジェクト」

2008年05月26日 06時36分50秒 | インフォメーション
当社が行ってるベンチャー支援が新聞記事で紹介されました。

--------------------------------------------------------------- 大館新報より
 大館市御成町の企業が中心となり、若手ベンチャーを育てる事業「おなり2ベンチャー支援プロジェクト」が動き出した。第一弾として23日、20代の女性2人が、同町2丁目にネイルサロンと指圧マッサージ店を同時に開店。発案者の鳥潟功さん(トリトンハウス社長)は「若い人たちが開業することで、地域に刺激を与えていきたい」と意欲をのぞかせた。
 
 鳥潟さんは、平成3年に損害保険代理店を開業。これまでに受けた多くの恩を、“地域貢献”という形で返したいと温めてきた思いを形にした。社内1階のイベントホールを店舗として提供。当面は賃料、光熱費共に無料とし、「独り立ちできる力を蓄えるまで、支援していきたい」とハード面からサポートする。さらに、レンタルボックスも設置し、作品を販売する作家も募集する。
 
 同プロジェクトでネイルサロンを開いたのは、同市二井田の因幡智美さん(29)。ネイリストになる夢を叶えるため、28歳で上京。都内のネイルサロンで働いていたが、家族の看病のため4月に帰郷した。資金や経験不足から、すぐに開業するつもりはなく、就職先を探していた矢先に思わぬ誘いを受けた。「流れに乗ってみよう」と即断し、2週間で準備を進め、「S‘Nail(エスズネイル)」をオープンした。
 
 指先の手入れから、本格的なネイルアートまで多彩なメニューをそろえ学割も設定。6月末まで価格を抑えたキャンペーンを行い、「まずは大館にネイルを浸透させたい」と意気込む。「ネイルは派手に飾るだけのものではなく、指先を美しくするもの。自分へのごほうびとして、ちょっとしたワクワク感を味わってほしい」と魅力を語る。
 
 一方、指圧マッサージ店は、同市比内町の阿部奈央子さん(29)が出店。 県外の専門学校で技術を学び、「あん摩マッサージ指圧師」の資格を取得。神奈川県のマッサージ店で働いていたが、一昨年大館に戻り、昨年1月から自宅で指圧マッサージ店「YURURI(ゆるり)」を開いている。「市街地から離れているので、いつかは中心部への出店を考えていた」と話し、今回は、“支店”という形で、週2回の出張店舗となる。
 
 3人を結びつけたのは、インターネット上で情報を交換し合う地域型SNSサイト「ネッパル」。ネット上での交流が実を結び、開業までこぎつけたことに、「人とのつながりに感謝している」と3人は声をそろえる。鳥潟さんは「いずれは御成町の空き店舗に出店してもらい、商店街の活性化につなげていけたら」と理想を語り、若手の活躍に期待を寄せている。
 ネイルサロンの問い合わせは、因幡さん(090—7567—4556)。指圧マッサージは、阿部さん(080—5558—3003)まで。

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