「保険証がなくなったの」
昨日の夜、母から30分の間に4回も電話がかかっていました。
用事をしていて電話が取れなかったのです。
電話をしてみると、何と
「保険証と病院の診察券が無くなったの…」
と、オロオロしながら言うではありませんか。
1週間前に病院へ行った時にはあったので
それから、無くしたようです
取り敢えず、母を落ち着かせ
保険証が無くなっても再発行出来るので心配ないこと。
私が月曜日に病院へ電話をして忘れてないか確認すると伝え。
そんなに心配しなくても、いいからと伝えました。
昔の人なので、保険証など公的書類は最需要書類で
無くすと大変な事になると思っているのです。
確かに簡単ではありませんが、
母が心配するほどの事でもありません。
ただ、もうすぐ90歳で一人暮らしをしていると
ちょっとしたことでも不安になるのは仕方ない事かもしれません。
こんな時、一人暮らしは心配です。
とりあえず、私が何とかするからと伝え
電話切りました。
それから、ネットで再発行の手続き方法などを調べていると
そこに母から電話。
「あったわ」
と、弾んだ声。
別の部屋の、自分の机の上に置いてあったとか。
「これで、ゆっくり眠れる」
と言っていました。
でも私にとっては、保険証が見つかった事より
母が落ち着いてくれた事の方が重要です。
ただしこれから、こんな事が増えるのでしょう。
これも我が家だけのお話では無いのでしょうけどね。
私達が思う以上に心配が募る状態だったのではないでしょうか
でも見つかってよかったですね
心配な気持ちを優しく受け止め、改善策を伝えたことで安心しストレスも落ちつき、改めて探した結果かもしれないですね
私も物忘れは日常茶飯事で日々自問自答
忘れたことを自覚してる、無くしたこと自覚することは物忘れで認知症の症状ではないと主治医から聴かされたことがあります
元々心配性なので今回の事では、かなり心配していたと思います。
母を見ていると、何かをなくした時の不安は、若い時以上のような気がします。
そんなに心配しなくてもいいのになあ、と思う事がよくあります。
そんな母を見ながら、これからの自分の老後を考えています。