参加報告書
所 属 実業団
氏 名 池田 隼人
<講習会・大会名> 2018年度新規A級自費研修会(U-15チャレンジカップ)
<期 日> 平成30年3月23日(金) 〜 平成30年3月25日(日)
<会 場> さいたま市記念総合体育館(サイデン化学アリーナ)
<参加者> 平成30年度 新規A級昇格者41名
<講 師> 23日 上田篤拓 氏、阿部哲也 氏、宇田川貴生 氏、関口知之 氏、漆間大吾 氏
24日 上田篤拓 氏、関口久視 氏、久米克弥 氏、蒲健一 氏、平出剛 氏、松本究 氏
25日 上田篤拓 氏、関口久視 氏、久米克弥 氏、蒲健一 氏、平出剛 氏、松本究 氏
<内 容> ビデオ検証を使用したミーティング
第1試合のクルー(同Aグループ)のミーティングに参加
主任:阿部哲也 氏、上田篤拓 氏
1.ローテーションのタイミングの工夫
・フロントコートにボールが入ってからのローテーションは、クローズダウンポジションで一呼吸おいてプレーの
展開をみてから行うかを考えるのが大事である。
・ボールが逆サイドに展開されたからといって焦ってローテーションを行うと逆に振られてしまいローテーション
が崩れる可能性がある。
2.3or2の確認
・T、Cのみが確認するのではなく、場面によってはLもピークして確認する。
・T、C、もしくはLの確認が異なり、ショットが入った場合は直ちにレフリータイムをとり、すぐに協議する事が大事である。
3.フリースローのラストショット時の意識
・ラストショット時のTは3Pエリア外から飛び込むリバウンダーの意識を強くもつ。
4.1対1の見方(Cサイドにて)
・Cゴールへたどりつくプレーだとクローズダウンにてステイし、ローテーションしない
・スクリーンが行われるようであればローテーションをしなければならない
・プレーヤーによって(1対1に強い能力のある選手)はローテーションせずステイしてプレーをみる事も大事である
5.ヴァイオレーションの協力
・ラストタッチの確認がとれない状況でヘルプを求めた際には、ヘルプしたレフリーが笛を吹いてディレクションを行う
<自身ゲーム後のビデオ検証でのミーティング
1.ブレイク時のコンタクトについて
・判定はノーコールであったが、DFはファールをして止めに行っていたが、コールをし
した際にはノーマルファールなのか、アンスポなのか
A:DFは右手でカットしようとしている為、ノーマルファール
しっかり説明できるようにルールの理解が必要である。
2.セカンダリーでコールする際の注意点
・形だけでのコールになった場合、形の中の何がファールなのかが、説明を求められた
場合に説明できる準備が大事である
3.ショットクロックを確認する習慣づけ
・ショット後やセットした場合に確認するなど自身のタイミングで癖をつける
・上記を行う事で、マジックタイムも把握できるようになる
・マジックタイムも私生活で自分自身で訓練しなければ身につかない
4.プレス時のローテーション
・ボール運び時、Cサイドでプレスがある場合に、基本的にはTはその状況を感じ
早くフロントコートに入り、そのタイミングでLもローテーションを開始するのが
理想だが、Lがローテーションを行わなければ、CはそのままCである意識をもつ
のも大事である。(確認せずにTにあがってしまうとダブルTになってしまい、
バランスが崩れてしまい危険な為)
5.3秒ヴァイオレーション
・3秒を判定した際、逆チームにもないか気をつけなければいけない
6.ファールコール後のプレイヤーの動き
・ファール後、コールにいくレフリー以外の2人はファールをした、されたプレイヤーの動き
を気をつけて見なければならない。
大人であればトラブルになりかねない触れあいや態度も起こりうる
7.リバウンド時のコール
・ファールが起こり、吹いた時には必ず次攻める方向のディレクションを指す習慣を
身につける
8.バックペダル
・ローテーションを試みたが、クイックショットやパスが行われた場合はバックペダル
をつかい戻る事も大事である。
<所 感> この度は新たな講習会を開催してくださった日本協会の方々をはじめ、
ご協力頂きました四国ブロックの皆様に御礼申し上げます。
S級一次審査前にこのような講習会に参加できた事は感謝の念しかありません。
普段3POを吹いた後のミーティングで、すぐにビデオ検証しながらというのは
なかなかないもので、自分の反省点や疑問点なども質問でき、次に繋がる
事ばかりでした。
3POのメカニック等も日々進化している事を痛感し、その流れに乗り遅れない事
がとても大事であることも実感しました。
勉強できる機会がある場合は積極的に参加しようと改めて思いました。
自分自身の勉強も大事ですが、学んだ事を四国ブロック、県内の仲間にも伝える
事も大事なので、微力ながらも伝達していければと思います。
すぐに全部はできないので、1つ1つの課題をしっかりクリアし、次のステップに
向かって更に尽力したいと思います。
有難うございました。