先に、二頭の「あお」は、こちらで紹介しました。「あの丘越えて」に出てくる「馬」(あお)と、塩原多助の物語に出てくる愛馬「青」(あお)です。 今回気がついたのは、「夕日は落ちて」を聴いている時でした。「荒野の涯てに 日は落ちて 遥かまたたく 一つ星 …」から始まる歌詞の中で、1番の歌詞には「愛しの黒馬(あお)よ 淋しかろ」と歌われ、5番の歌詞で再び「休めよ黒馬(あお)よ 今しばし」と歌われています。よほど、愛馬が愛おしかったのだろうとの心情が思い浮かびます。
YouTubeの歌を聞いていて、あれっと気付きました。
「急げ幌馬車」の、三番の歌詞に「あお」が出てきます。
「黒馬(あお)はいななく 吹雪は荒れる さぞや寒かろ 北山おろし」
やはり、愛馬をいたわる心情が唄われています。