西予市宇和町の田園風景です。 (6月末撮影)
宇和町は愛媛の米どころとして有名です。
最近では滅多にお目にかかれなくなった、見渡す限り水田っていう風景が残っています。
大きな白い鳥を発見!!
ツル??
大きな白い鳥というと、咄嗟にはツルしか浮かばないこの無知さ…
驚かさないように、そ~っと近づいてみました。
近づいたといっても軽く100m以上は離れてますけどね!
どうもツルではないようですね~!
ダイサギのようです。
もう少し近づいていくと、嫌われてしまいました!!
実は西予市は、ナベヅルやコウノトリが来るまちとしても有名なんですよ!!
2006年5月に大陸から渡ってきたとみられる野生の雌のコウノトリが西予市宇和町に姿を現しました。
その後、西予市と人工繁殖で有名な兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)の間を往来するようになり、「エヒメ」という愛称が付けられました。
「エヒメ」は放鳥コウノトリの雄とペアになって兵庫県立コウノトリの郷公園内で営巣し、昨年2羽の幼鳥を巣立たせました。
豊岡市で巣立った放鳥コウノトリ2世も西予市に飛来するようになり、温暖な気候から越冬地として定着しています。
そこで、コウノトリに西予市内で繁殖もしてもらおうと、地元の方々が「宇和コウノトリ保存会」を結成して、餌場づくりや人工巣塔設置をすすめています。
まだ西予市での営巣は確認されていませんが、地元の方々の努力が実る日がきっと来ると信じています!
(Shiba)