父親の葬儀を体験して感じた5つの後悔をまとめてみました。
①従来の葬儀にすればよかった。
最近は家族葬とかが増えてきているようですが、私は従来のお葬式にすればよかったと思いました。
父親の葬式では、ご香典を辞退させていただきましたが、高齢の方や、地元の方は、どうしても受け
取ってほしいと言われ押し問答になってしまいました。
あとから考えれば、参列者のお気持ちは素直にいただき、葬儀が終わった後にキチンとお返しをする
べきだったのではないかと思いました。
②葬儀までに時間に余裕を持てばよかった
本人が、亡くなってからは、あっという間に葬儀が終わるというのが実感です。
葬儀場のスケジュールの都合もあると思いますが、葬儀に際しては相談したり、決めないといけない
ことがたくさんあります。
葬儀を1日延ばしてでも、余裕のあるスケジュールで、家族が納得できる葬儀をすればよかったと思います。
③本人の希望を前もって聞いておけばよかった
父親は高齢でしたが、自分が死亡した後のことを話すと非常に機嫌の悪くなる人でした。
父親の機嫌の良い時や家族や身内が揃った時に、ぼんやりとでもいいので、どんな葬儀がいいと思っている
のかを聞き出して、葬儀に対する認識を共有できるようにしておけばよかったと思います。
④本人の知人に亡くなったことをもっと知らせればよかった
本人が高齢のため、知り合いも既に亡くなられた方も多かったのですが、後から、「呼んで欲しかった。」、
「知らせて欲しかった。」と多くの人に言われ、後日、自宅まで来ていただいた方も何人かいらっしゃいました。
時間がある時に、本人が知らせて欲しい人や家族としてどの人まで知らせるのかちゃんと相談しておけばよかったと思いました。
⑤家族だけの時間をもっと多く持てばよかった
家族は葬儀に出席いただいた方への対応に時間を取られて、故人を見送るという意識が薄くなってしまうと思います。
家族や身内だけの時間を少しでも多く作って故人の最期の見送りをしっかりできたらよかったと思います。
先日、父親の一周忌が終わりましたので、私なりの考えをまとめてみました。葬儀に関してはいろいろなお考えがあると思いますが、何かの参考になればと思います。