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サラリーマンから、個人事業主になりました。でもタイトルは変えずブログを再開します。

100円ショップとニッパ- とエコライフ

2008-01-31 | 営業日誌
100円ショップとニッパーとエコライフ
今の生活の中で100円ショップは、なくてはならないものですが、これから世界が目指そうとしている循環型社会の中で、この消費行動は私たちの生活にメリットを及ぼすのかという疑問を感じるようになりました。それは100円ショップで買ったニッパーを使ってプラモデルを作っているときに起きた疑問です。
いつものプラモデルより少しだけ部品が多いプラモデルを作ろうと説明書を読んでいると、「ニッパーを使って部品を取り外してください。」と書いてありました。頻繁にプラモデルを作るわけでもないので、100円ショップに行って「ホビー・手芸用」と書かれたニッパーを買って早速、プラモデルを作り始めると、部品を切った後にニッパーが戻るように取り付けてあるバネの調子が悪くなりイライラとしてきました。結局、プランモデルを作り終える頃には、このニッパーのバネはうまく動かなくなりニッパーとしての機能はなくなってしまいました。このときに私は2つのことを考えました。ひとつは「安いから仕方がない。またプラモデルを作るときに買いなおせばいい。」ということ。もうひとつは「もう少し高いのを買えばよかったかな?材料に使っている金属もリサイクルするのに時間やエネルギーがかかるから地球全体で考えれば損をしているのじゃないか?」ということでした。
人生の中でニッパーを買う場面は何度もないと思うし、また一度も買わずに人生を終える人もいると思いますが、自分の財布だけを考えれば断然、壊れるたびに100円ショップで買って壊れたニッパーを捨てたほうが経済的です。しかし地球規模で考えたら、壊れにくい商品をそれなりのお金を出してメンテナンスをしながら長い間使うことが正しいことでしょう。
先日、お邪魔した「木のすまい」を勧めている栗田さんも「100年もつ家を作りたい。」とおっしゃっていました。何度か家を建て替えるより、100年住める家のほうが建築材料やそれに費やされるエネルギーを考えれば、はるかに地球に優しいと思います。
私も人生の半分を終了しました。いまさら会社の中で出世することや、社会を変えるような大きな仕事はできないでしょうが、ほんの少しだけ地球に優しいことをしてみたくなりました。多少、自分の財布が軽くなっても本当の意味での「エコライフ」で後半の人生を過ごしてみようかと考え始めました。