・カニステルCanstel かにすてる
アカテツ科、原産地はメキシコから中央アメリカで常緑樹10mほどの小高木。枝には鋭いとげがあり、緑白色の花を咲かせ、7cmほどの長さの黄色がかったオレンジ色の果実を実らせる。中に2~3個の種子がある。
日本での収穫時期は沖縄で栽培1月〜4月という。食感がゆで卵の黄身に似ることで別名エッグフルーツ・果物タマゴともいい完熟の果実は甘く、粉質で水分が少なく、蒸したカボチャのようなホクホクした食感という。未熟のカニステル常温で追熟させ食用ともする。半分に切ってスプーンでそのまま食べることができる。
生で食べることができるほか、サラダ、ジャム、焼き菓子、プリン、アイスクリームなどに利用している。栄養成分は、キューバ発表でエネルギー138.8kcal、水分60.6g、蛋白質1.68g、脂肪0.13g、炭水化物36.69g、ビタミン、ミネラルの量は焼き芋とほとんど同じという。
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