・ガラクトースGalactose がらくとーす
乳糖(ニ糖類)、ガラクタン(多糖類)を加水分解して得られる六炭糖(ヘキソース)の単糖類で分子にアルデヒド基(R-CHO)をもつアルドースAidoseでアルドヘキソースAldohexoseの一種。
ガラクトース単体として自然界に存在するものは、まれで、一般に乳糖(ガラクトース+とグルコース[ブドウ糖] )の形で含む。水溶性、白色の結晶、しょ糖の1/3の甘味がある。ガラクトースは、さらにグルコースに変化してから代謝される。ラフィノース(三糖類:ガラクトース、グルコース、フラクトース)、スタキオース(四糖類:ガラクトース2分子、グルコース、フラクトース)などのオリゴ糖、寒天、粘質物などに多数結合しガラクタン(多糖類)として存在し酵母によって発酵する。
動物体内で脳の刺激伝達物質の構成成分でありガラクトースを分解する酵素活性の低下、欠損により知的障害、痙攣、白内障、黄疸、肝・脾腫、おう吐、下痢の症状を呈す。
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