・ムイラプアマMuira Puama むいらぷあま
ボロボロノキ科(オラクス科プティコペタルム属)、ブラジルの熱帯雨林原産。日本では九州~南西諸島に見られる。高さ5m程の低木で、幹は灰色で、葉は暗褐をして、白色の小花を多数咲かせジャスミン系の香りがあり、果実は黄橙色をしている。
ムイラプアマはインディオの語源で「精力の付く木」という意味で現地の人々の間で用いていた。クマリンCoumarinを含み過剰摂取によって頭痛や吐き気を起こしたり、肝機能を低下を招く。摂取上限量を0.1mg/体重1kgとしている。
日本では「根」の部分は、医薬品として、その他の樹皮などは非医薬品扱としている。樹皮や根茎を乾燥させ使用し利用できない部位はないといわれ、血流を改善し滋養強壮に栄養ドリンクに配合したり、神経衰弱、神経痛、リウマチ、胃腸障害、抗ウツに利用する。 エキスがマッサージ薬や入浴剤としても使われる。
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