・キトサンChitosan きとさん
主に甲殻類の外殻、軟体動物、きのこの細胞膜構成成分のキチンより化学的にアルカリ処理しアセチル基(CH3CO-)を除いて抽出、精製し得られた難溶性食物繊維で食物中の脂肪・塩分を吸着・排出、血糖値改善、保湿作用がある。
コレステロールの腸管吸収を阻害し動脈硬化、高血圧を予防、細胞の免疫機能を強化させる。さらにキトサンはプラス電子をもっていることから、 マイナス電子をもつ食物中の塩素と結びつくという働きがあり塩素だけがキトサンに吸着され、排泄し血圧上昇を抑制する。１日の摂取量の目安は １ｇ～２ｇ程度といわれる。凝集剤、抗菌剤、吸着担体、人工皮膚、化粧品原料、健康食品等の分野でも利用している。
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