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[根のタイプ]食生活について語ろう

2022年05月04日 | 美容ダイエット

・野菜の根のタイプ Vegetable root typeやさいのねのたいぷ
 根はその植物にとっては肥料成分や水を吸収するため、さらに植物体を支える役割を果たしています。

野菜はその品種や科によって根のタイプがあります。根には、トウモロコシ、ネギなどのひげ根だけのものとアブラナ、えんどう、さくら、朝顔などの主根・側根のあるタイプがあります。芽生えのときにどんな子葉をしていたかで根の形が想像できます。
単子葉植物は、ひげ根Fibrous root タイプで、同じような太さの細い根がいくつも出るタイプになります。
双子葉植物は種から伸びた主根Main root・主根から分岐した側根Lateral rootタイプです。
イモや球根と呼ばれるもは主に塊根で水や栄養素を貯め込んで大きくなった根といいますが他にも地下茎が別に含まれる種類もあります。
ユリ科植物などの球根を持つ植物によく見られるのは牽引根(けんいんこん、Traction root)または収縮根(しゅうしゅくこん、Contractile root)といいます。成長に伴って新しい鱗茎(球根)が古いものの上にできるため、鱗茎が地上に出るのを防ぐために地中へ引きずり込む働きをする根です。
この根には収縮によって出来た横に走るしわが見られます。 
根粒(こんりゅう)は、根に生じる粒状のもので根粒菌と呼ばれる共生微生物が入っておりマメ科植物がよく知られています。 


根の張り方にも違いがあり、それぞれ浅根性、深根性、直根性と呼ばれています。
自然に生えた植物はまず太い根が地中深く伸びるカキ・モモ・クリなどや大根・ニンジンなどに代表として、まず地中深く直根を伸ばしてからのちに周囲に小根を出します。
樹木では壮齢期以後に横に根を張るようです。若いうちに移植などでこの直根が切られると一時的に上長生長は鈍り、代償的の直根はできないとしています。


◇浅根性 shallow-rooted せんこんせい
ピーマン・キュウリ・🍓イチゴ・ブルーベリー・ホウレンソウ・カボチャ・レンコン・ネギ・コンニャク・ジャガイモ・サトイモ・ウリ科(メロンとスイカは深根性に近い)・🌶トウガラシ・月桂樹・オリーブ・ベニバナ・バジル・シソ科・ユリ科・ビワ、イチジク、カンキツ類などがあります。 
ブドウ、クリ、クルミ、モモ、スモモ、ウメは浅根性と深根性の中間的存在です。
ブドウ・カボチャは根が浅いからといって浅く耕しては夏の乾燥に弱いので少なくとも30cm位の深さに広く耕します。

◇直根性taproot ちょっこんせい
主根が真っ直ぐに土中深く伸びるもので大根・🥕ニンジン・オクラ・タンポポ・ニラ・ゴボウ・マメ科・ケシ科・アカバナ科・トウモロコシ・稲科・ディル・セリ科・アブラナ科・キク科・ナデシコ科・カブなどです。蕪の食用としているのは胚軸(はいじゅく)といわれる部分です。
直根性の野菜は、育苗すると食用とする根が曲がってしまうので、直接畑に種を播いた方法の直播が良いとしています。
実際には、オクラは直根性ですが、食用としているのは未熟果なので種を蒔いて、苗を育てる育苗(いくびょう)が多いようです。

◇深根性Deep root しんこんせい
根が土中深くまで伸張できるように、深めに耕した方が元気に育ちます。深いところまで、しっかりと耕し、異物などは除去して土を柔らかくしておくのがポイントです。 
植え付け前は、深さ50~100cmほどとして堆肥(たいひ)、化成肥料を入れて耕します。
🌽トウモロコシ・🍠サツマイモ・アスパラ・豆科・🍆ナス科・🍅トマト・ローズマリー・アブラナ科・はくさい・チコリーなどがあります。
トマト、ナス、ハクサイなどの野菜は、20~30cmの深さに溝を掘って 堆肥を入れていきます。トウモロコシは、深根性でもあり、直根性でもあります。植物によっては、はっきりと区別するのが困難なものもあります。


深根性の野菜と浅根性の野菜を交互に根の長短で組み合わせで植え付けると、 プランター内でうまく住み分けることができ、 お互いに成長を阻害しないとしています。
ツル性の植物は特に横に伸び土が浅いと特に浅根となり、夏の乾燥に弱いようです。

 


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