・テルペンラクトン Terpene Lactone てるぺんらくとん
9~10月に採集されるイチョウの緑葉には、テルペンラクトン(ギンコライドGinkgolides 、ビロバライド Bilobalide)が、フラボノイドとともに含み、その成分のアレルギー(花粉症、アトピー)抑制、抗菌作用、活性酸素除去、脳の血流改善を注目(フラボン配糖体Flavone glycosides24%以上、総テルペンラクトンTerpene lactones6%以上)している。
ギンコライドは、花粉症やアトピー性皮膚炎のアレルギー症状を防ぐ。脳の血行を良くし、脳細胞の活性化し記憶力と集中力を高め、女性ホルモンの分泌を促し、認知症の改善に役立っている。
エキスとしたものが健康食品として市販しているが中毒例(2002年11月)の報告があり除去すべきアレルギー(湿疹、皮膚障害、腹痛の発症)物質ギンコール酸Ginkgolic acid (アルキルフェノールAlkyl phenol類:もともと葉〈0.1~1%〉の粉砕物に多く含まれる:葉をお茶にしたときには煮出し過ぎると有害物質を一緒に取ることになる)が規定の5ppm(※1cm3/1m3汚染物質を1ppmとし 1ppm=1,000ppb 1ppb=0.001ppm)の8万倍になるものもあったといわれる。
イチョウの葉は、抽出物を用いギンコール酸が規定以下のを用いたほうが安全性が高い。
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