・赤矢地黄 あかやじおう
ゴマノハグサ科、温暖な排水のよい地域で見られる多年草で、高さ20cmほどに成長し、葉は長楕円形で表面がちぢれている。
6月ごろに赤い花がラッパ型の円筒状になり、毛が全体に密生している。中国から奈良時代に導入されている。中国ではカイケイジオウ(懐慶地黄)といい11月ごろに淡い茶色の肥大根を乾燥させ滋養強壮、補血(動悸、めまい、不眠など)、血行障害、解熱に薬草として用いる。薬用酒にすると成分としてイリドイドIridoid配糖体を含み黒くなる。副作用として胃を荒らすことがある。
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