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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[鰰] 食生活について語ろう

2020年01月06日 | 美容ダイエット
・鰰Sandfish はたはた
  ハタハタ科、北海道、日本海沿岸の200m前後の砂泥地で生息、主産地は、秋田県、山形県で多く獲られる。うろこは見られず体長13cm、背面がほぼ水平で目の白黒がよく目立つ。
体色は、褐色から淡褐色で茶褐色の斑点を背側を主にし散りばめている。産卵の初冬の雷がなる時期に海面下で捕らえられることが多いので魚へんに雷とも書く。
1995年頃まで激減の一途であったが稚魚の放流により徐々に回復しつつある。11月下旬より12月初旬にかけ産卵のため沿岸の浅瀬にきて海藻に卵を産み付ける。その卵は卵膜が厚く、強くブリコと呼んで生、和え物、汁物で利用している。旧幕時代にはたはたを捕獲することを禁じられていたがブリの子だと偽って獲っていたとか、藩主が以前水戸に住んでいてブリが好きであったが秋田にきて食べられなくなりやむなくはたはたを代用に家中でその卵をぶりことしたというイワレがある。
方言で小さいものをぶりをつけて呼ぶことからといわれるが定まってはいない。
白身のたん白な味の魚で12~2月を旬とし新鮮なものは地元で刺身、煮魚、塩焼き、干物、天ぷら、粕汁とする。主に秋田のしょっつる(魚醤油[魚醤ぎょしょう]魚に食塩を加え1年以上発酵させて作られる)鍋、子(ぶりこ)持ちのはたはた寿司は有名。
白身魚として脂肪が5.7%と多い方でタンパク質は14.1%と鱈(脂肪0.2%、タンパク質18.1%)に比べ少ない。ビタミンE(抗酸化作用)2.2mg、ビタミンD(カルシュウムの吸収をよくする)2μg、カルシュウム(精神安定作用)60mg/100g中の給源としてよい。
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