・ハイドロキシアパタイトHydroxyapatite はいどろきしあぱたいと
カルシュウムとリン酸の結合したもので、カルシウム、骨、歯を作る主要成分で骨の70~80%を占める細胞接着性を示しコラーゲンの間を埋める。1926年に骨、歯がアパタイトでできていることが判明し歯のエナメル質の95%、象牙質の70%を占める。
歯垢の主成分となるタンパク質、糖質に対する吸着力が強く歯垢を取り除く作用がある。高純度の超微粒子の弱アルカリ性で歯磨き剤に5~15%程度配合し、歯の再生、再石灰化促進、歯周病予防、免疫力強化に関係する。医療分野で歯科材料、人工骨、骨置換剤等に使われる。合成のハイドロキシアパタイトでは結合性には優れているが強度が低く荷重の強い個所でそのままの形では使えず金属と併用する。
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