・春紫苑Halcyon はるしおん
キク科、北アメリカ原産。観賞用として大正の後期に導入している。春になると、頭状花で咲く前の蕾が下を向いて淡紫紅色の愛らしい花が、あちこちに見られる。
ヒメジョンによく似ているのでハルジョン(春女苑)とも呼ばれる。草丈40cmほどになる越年草でへら状の葉で、茎は空洞。名前の由来は、紫苑は夏の終わりに咲く紫色の花で春に咲く紫苑って言う意味からという。
食用には茎が伸びてくると苦味があり固くなるので、地面に近いところの葉を利用、年中採取できる。茹でて、お浸し、和え物、煮びたし、油炒め、揚げ物に、春菊に似た香りがあるという。
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