・ビリルビンBilirubin びりるびん
ヘモグロビンなどに含まれるヘムのヘモグロビン、ミオグロビン、チトクロームなどの代謝した黄色のヘムの通常の生分解産物で、赤褐色の胆汁色素として存在する。赤血球新生促進作用があるのではないかと考えられている。
人体で総ビリルビンが3mg/dlを超えると、皮膚・眼に黄色がかり黄疸と呼ばれる。便、小水の色の原因物質の元にもなる。総ビリルビン(基準値0.29-1.03mg/dl)=直接ビリルビン+間接ビリルビンとしている。溶血性貧血では、赤血球が過剰に壊され、血清直接ビリルビン濃度が低下、ヘモグロビンを分解する。
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