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今日のライトノベル ~カンピオーネ!~

2020-07-03 22:01:05 | 今日のライトノベル
「……我は最強にして、全ての勝利を掴む者なり。人と悪魔――全ての敵と、全ての敵意を挫く者なり。故に我は、立ちふさがる全ての敵を打ち破らん!」

今日のライトノベルはスーパーダッシュ文庫から別売されていた「カンピオーネ!」です。
1巻初版は2008年5月に発行されました。
全22巻です。
……もう12年前、だと…?(・`ω・´;;)


東方の軍神・ウルスラグナを殺めてその権能を得て7人目のカンピオーネ(神殺しの魔王)になった主人公・草薙護堂が、神や他のカンピオーネとバトルを繰り広げるアクションものです。
アクションものですが、巻が進むにつれてハーレムラブコメの要素も強くなっていきます。
2012年にはアニメ化もされましたね(・ω・*)

いやしかし、神話の神様が登場するような作品というのは大抵ギリシャ神話か北欧神話という感じなのですが、まさか主人公が持つ権能の由来がペルシア神話の軍神というのは、初めて読んだとき新鮮でしたね。
もちろんギリシャ神話や北欧神話の神様なり神獣なりも出てきますが、けっこうマイナーな神話のマイナーな神様もちょいちょい出てきます。
下手にみんなが知ってるようなメジャーな神様ばかり出されるより「こんな神おるんか…」って感じの方が調べる楽しみもありますしね。

なお、1巻からすでに護堂はウルスラグナの権能を持っており強くてニューゲームみたいな感じになっていますが、護堂がウルスラグナを倒した経緯は3巻で書かれています。
なので3巻読んだ後に1巻を読んでもいいかもしれません。
なお、19巻からはダッシュエックス文庫から出ています。

ちなみ個人的にこの作品の読みどころは、護堂への、エリカをはじめとするヒロイン陣のべろちゅーシーンではないでしょうか。
最初の方こそまだ抑えてる感じはありましたが、巻が進むにつれて「いやもうそこまで盛り上がってるならえっちまでしちゃえよ!」ってぐらい激しくちゅーをしちゃうんですね。
権能を用いた激しいアクションとべろちゅー。
よくもまぁ上手く毛色の違う見所を両立させたもんだと…(笑)

著者は丈月城氏。
本作がデビュー作ですが「カンピオーネ!」の完結後は続編である「神域のカンピオーネス」あり、つい先月にはさらにその続編となる「カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ」が発売されました。
ただ「カンピオーネ!」の続編であるのですが、「神域のカンピオーネス」からはイラストレーターはシルコスキーさんからBUNBUNさんに変わっています。
BUNBUNさんはだいぶ大人っぽい感じで描かれますね。けっこう好きです。
他にも歴史もので新撰組をモチーフにした「クロニクルレギオン」という作品もあります。

まだ読んでませんが「ロード・オブ・レルムズ」はどんな感じになるのか楽しみです(・∀・)


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