「甘口君、ほら、あれじゃん! 病夜宮係だし、私に『餌』を持ってきてくれる飼い主みたいなものだし! ほら!」
今日のライトノベルは富士見ファンタジア文庫から発売されている「気ままで可愛い病弱彼女の構いかた」です。
1巻初版は2016年7月に発行されました。
全2巻です。
ジャンルとしてはラブコメですかね。
ミステリーとも呼べない相談事を通して主人公の甘口廿日と病弱ヒロインの病夜宮美闇がいちゃこらやりとりするのを楽しむ作品です。
なんか全体的にキャラの名前の付け方が西尾維新作品っぽい感じありますが、キャラとしては普通です( ・ω・)
大抵この手の主人公とヒロインの組み合わせだと、ヒロインが小悪魔っぽい感じで主人公を一方的にからかうという図式になるパターンが多いのですが、この作品だと主人公側もけっこうヒロインの美闇を悶えさせるんですね。
こう、どちらもボケとツッコミをやって、それが頻繁に切り替わるのでやりとりが楽しい感じになるんだろうなぁと。
そして悶える美闇ちゃんがこれまた可愛い…
個人的には割とツボりました。
著者は竹原漢字氏。
本作で第28回ファンタジア大賞で特別賞を受賞されてデビューされた方です。
2巻が2016年11月に出たのですが、これ以降は新しいシリーズや新作は出されていないようですね…
もう4年くらい経つし、活動はされてないんかな(´・ω・`)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます