電池で稼働する装置を作る必要が出てきたため、超低消費電流のCPUを探してみた。 以前から色々な書籍等で取り上げられていた MSP430シリーズを思い出し、使ってみようと思います。
まずは、開発環境をインストールし、その使い方に慣れたいと思います。 それにはそのデバッグに使用する為の基板を先に製作しようか? とも考えたのですが 「LaunchPad」という名称の評価基板があるようなので それを入手し、試してみることにしました。 かなり古いキットで既に販売終了しているようですが、幸い中古をヤフオクで入手出来たので、それで慣れることにします。 これなら回路自体は、間違いなく動くはずなので、ソフト開発の方に注力できます。
LaunchPadは 下の写真のような外装で、
中には 赤い小さな基板が1枚。(5cm x 6.5cm程の小さな基板)
付属の(英文の)説明書 ↓ を見ると、
CCS =Code Composer Studioでプログラムの開発とデバッグが出来ると書かれているので、このCCSなる物を探し ダウンロードしてみました。 無料で使えるようです。
ちょっと心配なのが、ここに書かれているバージョンが version 4 なのに対し、現在 入手可能な最新版が version12.8でした。 あまりにバージョンがアップされていて、使えるものなのでしょうか?
TI社(Texas Instruments)のWebページ・・・これも直ぐにURLが変更されたり、削除されたりするので 今だけ有効なURLになるでしょうが、
にCCSのインストーラがありました。 (もちろん無料でダウンロード出来ますし、登録も不要でした) CCSTUDIOで検索すればすぐに見つかるでしょう。
ただ、ちょっと気になったのが CCSが2種類存在している点です。↓
上の CCSTUDIOは、 ① CCSTUDIO THEIA という名称で、
下のが ② CCSTUDIO だけの名称で、何が違うのでしょうか? どちらも「統合開発環境」= IDEのようですし、違いがここには書かれていません。
調べてみると、②の方が元からあるCCSで Eclipse をベースに作られていて、それに対し ①は 最近 流行りの VS Codeに似せて新たに作った開発環境のようです。
THEIA(ティア)とうのは、ギリシャ神話の神様の名前で、女神ガイアの娘=女神ティアのことで…愛称?のようです。
つまり、②の方が新しい開発環境なのでしょう。 ただ、LaunchPadにつなげて使えるのか?不安なので旧式の② CCSTUDIOを まずはインストールして使ってみることにします。
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