![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/64/5b803e3cabe4cec91c0a4935009f89ec.png)
RESET回路の検証のため、5Hzくらいのゆっくりとした方形波を与えて オシロロスコープで 時間を測ろうとした時、
直接 TTL信号を 入れるのではなく、オープンコレクタ信号に変換してから接続する必要があります。 (リセットの入力は 押しボタンスイッチが付いているわけで、直にGNDにショートされる可能性があるからです)
そんな時、14ピンのDIPサイズの IC : 例えば、74LS05 とか 74LS07 とかの「オープンコレクタ出力」のICを使って、ブレッドボード上に その都度 回路を組んでもいいのですが・・・
面倒です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3d/aa7499ec7e603176df3d1c10af003920.jpg)
たかだか 14ピンのICですが、この中の6個ものゲートが入っていて、実際に必要なのは(使うのは)1個です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d2/9f7abbc17aa6a5ae6e94c4be90c4b76e.png)
使っていない(空きゲートの)入力ピンは GNDに接続しないといけませんし、つなぐ必要のある配線がけっこうな本数になります。 そこで、少しでも楽をしようと、1信号だけ TTL信号をオープンコレクタ信号に変えるモジュールを作ってしまう ことにしました。
できるだけ小さく作りたかったので(入力1出力1 使用部品1個のみなので) DIP8ピンを さらに削って、DIP6ピンモジュールで作ってみようと思います。 回路図は↓ これだけ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/64/5b803e3cabe4cec91c0a4935009f89ec.png)
DTC114EKA という部品は、「チップ トランジスタ」なのですが、数あるチップトランジスタの中でも、TTL信号に接続するための抵抗まで内臓している 便利品です。 入手もしやすい!
大きさは こんな ↓ 感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/e5/8ee743b962ec30e186c63438892fbdcb.jpg)
わずか3ピン ↑ なので、ユニバーサル基板のランド上にも 少し傾けて配置すれば↓ 、問題無く ハンダ付けできます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8e/fba2d3e4788b15af06dcb8c80249bbdd.jpg)
データシートはこれ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/30/f8e930ca97ec07469765628b239a1b18.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/36/5c5deb851aa469787e3bdf83b1aaec03.png)
余談ですが・・・
オープン・コレクタ出力の回路図の書き方:
昔は ちゃんと O.C. だと分かるよう、三角の頭に *(アスタリスク)を付けるか、縦に短い線 ↓ を入れていたものです。(もしくは、OCと そのまま文字で書いていた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/72/c920fddd1f0ea139d93f2adba07e0777.png)
最近は こういった大事な所を省略しがちなのはなぜでしょう?
そして 抵抗の記号を 波線ではなく、単なる四角で書くような JIS勧告まで出ているし・・・ そんな回路図 見づらいのにね!
省略すべき方向性が間違ってるように思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/c3/219bbfb396404116c0578d5af094917d.png)
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