今回は長いですよ~。(^^;)
映画「オリエント急行殺人事件」を観たのですが、どうしても同名の他の映画やドラマと比べたくなってしまうのでダラダラと思った事を書いていこうと思います。
お時間のある方だけどうぞ。(笑)(´▽`;)
オリエント急行殺人事件は原作既読で何よりシドニー・ルメット監督の1974年版映画が大好きなので、今年公開された同名映画もとても楽しみにしていました。
それ程作品を観てるわけでは無いのですが、主演のケネス・ブラナーは監督としても有名で良い作品を残していますので益々楽しみでした。
ただ主演も兼ねてる作品はどうもご本人が目立ち過ぎてるような気がしないでも無かったのが不安と言えば不安でした。(笑)(^^;)
そして今作に関しては個人的に不安的中でした。(;^ω^A
一番楽しみにしていた乗客への尋問場面。
ルメット版ではポアロとビアンキ(原作ではブークですね)のやり取りが面白くて…。(笑)
尋問が終わるたびにマーティン・バルサム演じるビアンキが「彼が犯人だ!」と言うのでそれが可笑しくて可笑しくて。(笑)
でもブラナー版ではほぼポアロ1人で解決します。
しかもちょっと飛ばし過ぎてるというか、何故そういう推理に至ったのかイマイチ分かりませんでした。
私がアホなせいだと思うのですが…。(笑)
オリエント急行~の映画を観たあとポアロシリーズを読んだせいもあって、私の中でポアロのイメージはルメット版のアルバート・フィニーなんです。
ご本人と分からない程の化けっぷりで小説を読んだとき、ああ~ピッタリ!と思いました。(笑)
今回のケネス・ブラナーはちょっとベルギー人に見えなくて…。
イギリス人っぽかったです。
ピーター・ユスチノフも演じていますが、彼もまた私にはベルギー人に見えなくてちょっと…と思ってました。
キャストはどちらも豪華ですが、個人的にはブラナー版の方がちょっと小粒かな~。(;^ω^A
あと凄惨な殺人事件が起こった割には明るく楽しく終わったルメット版に比べて、ブラナー版は犯人やポアロの葛藤が強く出ていますね。
私は明るく楽しい方が好きなのですが、確かにそれでいいの?^^;って言いたくなる終わり方ではありました。
ポアロといえば、何と言ってもテレビ版のデビッド・スーシェですね。
スーシェ演じるポアロ版のオリエント急行~は本当に重かったですね。
脳天気な私はルメット版のような明るく楽しい作品を期待していたので、ズーンっと心が重くなるようなスーシェ版は何度も観たくなるような作品ではありませんでした。
でも、犯人やポアロの葛藤、法とは…などブラナー版より更に突っ込んだ作りになっていて大変見応えがあります。
ぜひこちらも観て頂きたいなあと思います。
デビッド・スーシェのポアロは佇まいからポアロなので、多くの方に支持されているのも分かります。
この間、友達宅で忘年会をしまして、その時にルメット版のオリエント急行~をレンタルして観ようと言うことになってたのですが、レンタル中でした。
なのでその横にあった「オリエント急行殺人事件〜死の片道切符〜」というのを代わりに借りました。
タイトルからして何だこれ?って感じですよね。(笑)
アルフレッド・モリーナ主演で舞台が現代になっていました。
なのでポアロがパソコンを操作する場面もあります。(笑)
モリーナポアロの第一印象ですが、デカっ…でした。(笑)
ポアロといえば小柄ですよね。
でも彼は登場人物の誰よりも大きくない?って友達と話してました。(笑)
検索したら身長189cmとありました。
なんでこんな大きな人がポアロ役を…。(笑)
作品的にもいかにも低予算のテレビドラマという感じで、映画やスーシェ版ドラマとは比べるのも躊躇します。(;^ω^A
ただ証拠品がポアロの部屋から出て来た時に、「犯人は私だったのか!」と言ったところでは友人達と爆笑でした。(笑)
まったくの別物として観る分には気楽に楽しめるかもしれません。
関係ないですが、アルフレッド・モリーナの事を友達との間ではスパイダーマンを観て以来、タコ博士と呼んでいます。(笑)
ダラダラ長々と思いつくままに書いてきましたが、最後までお付き合い下さった皆さまにお礼を申し上げます。
お疲れ様でした。^^;
友達宅での新年会では今度こそルメット版オリエント急行殺人事件を楽しみたいと思います。(笑)
イイネや拍手をありがとうございました!