Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

マイリズム&マイペース・・・

2008-02-13 15:05:42 | Weblog
明るい陽射しが、半透明のベランダの屋根越しに入ってきて…
時おり吹きすぎる風の音が、直太朗クンの唄声に混じって聴こえてきます。

水色の空も眩しくって、とってもあたたかな午後になりましたね。


今朝のkirikouも、起き出してきたのはギリギリでしたが
8時15分には、元気に家を飛び出して行きました。

(いわゆる「早寝早起き朝ごはん」のスローガンとは、あまりにも程遠い生活ですが

我が家では「まずは自発的に遅刻しないで登校すること」を
第一優先の課題にしておりますので。)

昨晩も国語のプリントの宿題を、ナントカやっていましたので
コチラとしては、終わったものと思っておりましたら

kirikouを見送って見直すと、テーブルの横の椅子の上に置いたままで
「せっかくやったのに、忘れていったのかしら~?」

と改めて確認すると…表裏あるプリントの1/8くらいが空欄です!

どうやら…「全部終わらなくって、『忘れたことにする』作戦に出た模様です。」

コチラもノンキで詰めが甘いし、そろそろ自主性に任せて…なんて言っていると

「敵もさる(然る?)者」か、この体たらくで…アッチもコッチも全くしょうがないですね~!

小学校のうちはそれですんでも、
中学にもなると「提出物の評価」が大きいと先輩ママから聞いておりますので…
ほんとうに困ったものですね~~!

まぁまぁ課題というものは、キリがなく後から後からやってくるのでしょうね。

サテ、一方の“はは”と言うと

昨日の「プロフェッショナル」と「爆笑問題ニッポンの教養」の録画を見ながら
(家事のほうが付け足しのように…)いつものマイペースで過ごしておりました。

武部さんのお話は、人とのコラボレーションについて特に興味深く

また「爆問」のほうは「カオス理論とは…一体何ぞや~!!」とか

「数学的思考に魅せられた人」の生き生きとした姿も面白かったです!!


サテ、その後の「知るを楽しむ」の「チェ・ゲバラ」と言う人物も
ある意味で、興味を惹かれるところがありました。

その信念とその方法…その時代にあっては、それしかなかったのかしら~?という疑問が湧いてきて
あまりに生き生きとした表情の写真を見ると
なんとも言えないアンバランスさを感じずにはいられませんでした。

(すっかり忘れていましたが
松岡正剛さんの「私のこだわり人物伝白川静伝」が始まっていましたね~!!

また、再々放送を楽しみにしています!!)

その後の趣味悠々は「般若心経の写経」とのこと。

お習字には、全然馴染みがございませんが
またひとつ、老後にやってみたい事を見つけました!


その後の情報番組で「トリの古巣を見つける」お話をやっていて
ウチのモッコクに巣を作っているのは、どうやら「キジバト」のようで
年間の繁殖回数が多いので、簡単な巣作りをするそうです。


そんなこんなをしながら、ふと思い出した「大村はま先生の言葉」を捜して
本棚や山積みの本を見回しました。

肝心の「気になっていたコトバ」の載っている冊子は、見つかりませんでしたが
いつしか「教えるということ」「教えながら教えられながら」を読みふけってしまいました。

(特に、後者の中の「母でこそできることを」「諏訪こそわが根」は
今の私にとって大きな啓示を与えてくれるもの…だったかもしれません。)

先生の言葉は(講演会のお話ということもあって)

声に出して読むことがピッタリの文章になっていると思います。

モチロン、はま先生がお話になるように、語ることは私には出来ませんが
先生のお気持ちやおっしゃりたいことのいくばくかは、
声に出すことによって、つよく身にしみて響いてくるような気がしますね。

その後で、先日観た「こころの時代」に出ていらした「本庶佑」先生を、PCで検索すると…

まずは、直接は関係のなさそうな2chの掲示板に出てしまいましたが
(チョッと気になって…案外面白かったです。

私には思いもよらなかった、社会の中での「科学研究」が置かれているらしき状況にも
ようやく気がついたような…また違う一面があるらしきことも見え隠れして…)

ふと思いついて、大学の友人の名前を検索したら…ビンゴ~!
(卒業してから、ほとんど会う機会がありませんでしたが
当時も、頼りがいのあるしっかりした女性でしたので
研究の分野で活躍していることを伺うと、
サスガ~やっぱりだなぁ~!!って、うれしくなりました。)

その方の関係する機関のところに、本庶先生のお名前がありました。

それから、ノーベル賞を受賞された白川英樹先生の講演会の記事につながって
その白川先生のお話の中に、探していた「本庶先生の言葉」が見つかりました。

(以下は、『石川昌司の「いつでもどこでも物理」別館』にあった上記の講演録からの引用です。)

・・・「私(注:本庶佑先生)は教室の若い人に優れた研究者になるための6つのCを説いている。
すなわち、好奇心(curiosity)を大切にして,勇気(courage)を持って
困難な問題に挑戦すること(challenge)。必ずできるという自信(confidence)を持って
全精力を集中(concentration)し,そして諦めずに継続すること(continuation)。
その中で最も重要なのはcuriosity,challenge,continuationの3Cである。
これが凡人でも優れた独創的といわれる研究を仕上げるための要素であると私は考える。」と書かれました。(中略)
…3人の化学賞(注:ノーベル賞)受賞者にインタビューがあったのですが、インタビュアーが,
研究を行うための原動力は何か,というようなことを聞いたときに,私(注:白川英樹先生)は
常々「こだわり」というようなことを言っているのですが,Heeger先生は一言の下に,
persistence(固執,持久,執拗,耐久等の意味)と言われました。
これはもう私と同じ事を言っているなと思いました。
continuationをpersistenceに置き換えることができると思います。
(引用ここまで。注は、私が補足しました。)

私にとっての「この文章の面白さ」を
皆様にお伝えするには、なんて申し上げれば良いのかが
よくわからないことが、私にとっての最大のもどかしさの原因なんですけれど。

例えば…一般の人にとってのノーベル賞がどうのこうのとか
科学者の人にとってのノーベル賞を始めとする名誉ある事柄が、
どうのこうのということとは…関係のないことで…

科学を志す人の持っている(おそらく多くの方が共通していると思われる)
特徴のようなものを、表現しているように感じるんですけれど。

(もしかしたら「科学」という分野に限ったことでもないかもしれませんが…)

例えば…
かのアインシュタイン先生も、そうですし…
(人間的には、ほんとうに魅力的な方だったようですが…)
他にも、いろいろな方々のエピソードが語られていますよね…

そんな、いろいろな研究者の方々がそれぞれの興味あるところについて
実際にお話している姿を見たり聞いたり読んだりする機会があることによって

私たちも一緒に、大切な「生きものやいのちのありよう」について、深く追求したり、考えていったり
一緒にワクワクドキドキする「新しいものを発見したり、創ったり、未来を夢見たり」することに

少しでもつながっていくような気がしています。


私自身の役不足は、重々承知の上で申し上げるとすると…

いつの日か、そんな科学の面白さを伝える「ささやかなメッセンジャーRNA」みたいな事ができたら良いなぁ…
なんてオカシナ夢をみるのも楽しくって仕方のない私です。


それにしても…

アノ「ダンス細胞」の姿が、どうにも脳裏を離れなくって~!!

チョッと大げさですけれど、この感動をぜひ皆様にもおすそ分けしたいので

ぜひ再放送をご覧くださいね~!!

解体新ショー
▽においで思い出がよみがえるのは?▽シーンという音はあるの?
        BS2 2月14日(木)午前8時30分
        総合 2月14日(木)深夜【金曜午前】2時20分 )


そろそろ…我が家の「いちばんテキビシイ聞き手」であるkirikouが帰ってくる頃です…

彼に「理解してもらえるように、説明できることや伝えること」が

何と言っても「一番の私の課題」ですものね~!

今日の帰ってからの第一声が、一体何なのか…

そちらも、ドキドキ楽しみに待っていましょうね~!!

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