![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e6/e6b1dae7d6a452a5c4591c7950c0106e.jpg)
夕方の6時を過ぎて
ようやく、お日様が西の家並みに隠れそうです。
今日は気温も高すぎなくて、風も心地の良い一日になりましたね。
時間に余裕がありましたので、道すがらのお庭の花や雑草を見つけては
立ち止まって、携帯写真に収める事が出来ました。
サテ…今日は、朗読の講座の後
読書運動プロジェクト「フェリスの一冊の本」2009 のテーマ
「詩と絵本~音楽・朗読」に基づいた
第1回講演会『谷川俊太郎に聞く~もう一度初めから書きかたを覚える~』が
開かれました。
課題図書になっている谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』も、
ご本人の朗読で、伺うことができました。
会場のキダーホールは、扇型になった(少し急な)階段教室になっていて
天井の高さと照明の雰囲気も、とても素敵な趣を見せています。
(講座があったので)少し遅れましたが、一番後ろの中央の補助席に座れたので
谷川俊太郎さんと吉田文憲さんの姿が、眼下に良く観えました。
お二人で、谷川さんの詩をめぐって、様々なお話をしながら
「成長」「はる」「かなしみ」「私は私」や
絵本「これはのみのぴこ」などを聞かせていただきました。
「左の脳を空っぽにして、言葉がポコッと浮かんでくるのを待っている…」
というようなお話が印象的でした。
一人っ子でいらして、基本的には「一人でいたい」「人のいない風景が好き」
だと想っているそうですけれど
たくさんの人とお付き合いもあって、回りの人にとても恵まれているとのこと。
「ディタッチメント」「独特の距離感」
「内面に無限の宇宙を取り込めるか?」「言葉自体の持つ豊かさ」などなど
とても、気になる表現がたくさんありました。
質問コーナーも、学生さんをはじめとして色々な感想や質問が出ていました。
私は、「詩については、よく分かりませんけれど
相手に、何かを伝えようということを意識していらっしゃるのですか?」
という意味のことを伺うと
「詩には、メッセージはありません。
何か伝えたいことがあったら、散文で表現すれば良いのですから…」と
お答えになって
私は、内心「え~?詩って、そういうものだったんだ…」と想って
ちょっとビックリ!と同時に、分かったような分からないような…
感覚になりました。
最後に、武満徹さん作曲の(タイトルは不正確ですけれど…)
「昨日の詩人」というジャズ風の歌をご披露くださいました。
とても、愉しそうに、気持ちよさそうに歌っていらっしゃいました。
終了後、朗読の講座でご一緒の方を見つけて、お話をしながら帰りました。
「詩と散文との違いについて…」
講座で習っている朗読は、「物語を聴き手に伝えるようにすることが大切」と
言われているけれど…
詩というのは、また違う表現なのでしょうか?などと質問しあったりして
一人で考えているよりも、いろいろな角度から観ることで
また違ったとらえ方もできるような気がして、面白く感じました。
お夕飯を挟んで書き継いでまいりましたので、すっかり夜も更けてまいりました。
詩人の奏でるリズミカルな言葉の余韻を、思い出しながら…
時には、空遠く…宇宙の星たちの船に揺られているような気分になって
今夜は、ゆら~りゆらりと眠ることにいたしましょう…
ようやく、お日様が西の家並みに隠れそうです。
今日は気温も高すぎなくて、風も心地の良い一日になりましたね。
時間に余裕がありましたので、道すがらのお庭の花や雑草を見つけては
立ち止まって、携帯写真に収める事が出来ました。
サテ…今日は、朗読の講座の後
読書運動プロジェクト「フェリスの一冊の本」2009 のテーマ
「詩と絵本~音楽・朗読」に基づいた
第1回講演会『谷川俊太郎に聞く~もう一度初めから書きかたを覚える~』が
開かれました。
課題図書になっている谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』も、
ご本人の朗読で、伺うことができました。
会場のキダーホールは、扇型になった(少し急な)階段教室になっていて
天井の高さと照明の雰囲気も、とても素敵な趣を見せています。
(講座があったので)少し遅れましたが、一番後ろの中央の補助席に座れたので
谷川俊太郎さんと吉田文憲さんの姿が、眼下に良く観えました。
お二人で、谷川さんの詩をめぐって、様々なお話をしながら
「成長」「はる」「かなしみ」「私は私」や
絵本「これはのみのぴこ」などを聞かせていただきました。
「左の脳を空っぽにして、言葉がポコッと浮かんでくるのを待っている…」
というようなお話が印象的でした。
一人っ子でいらして、基本的には「一人でいたい」「人のいない風景が好き」
だと想っているそうですけれど
たくさんの人とお付き合いもあって、回りの人にとても恵まれているとのこと。
「ディタッチメント」「独特の距離感」
「内面に無限の宇宙を取り込めるか?」「言葉自体の持つ豊かさ」などなど
とても、気になる表現がたくさんありました。
質問コーナーも、学生さんをはじめとして色々な感想や質問が出ていました。
私は、「詩については、よく分かりませんけれど
相手に、何かを伝えようということを意識していらっしゃるのですか?」
という意味のことを伺うと
「詩には、メッセージはありません。
何か伝えたいことがあったら、散文で表現すれば良いのですから…」と
お答えになって
私は、内心「え~?詩って、そういうものだったんだ…」と想って
ちょっとビックリ!と同時に、分かったような分からないような…
感覚になりました。
最後に、武満徹さん作曲の(タイトルは不正確ですけれど…)
「昨日の詩人」というジャズ風の歌をご披露くださいました。
とても、愉しそうに、気持ちよさそうに歌っていらっしゃいました。
終了後、朗読の講座でご一緒の方を見つけて、お話をしながら帰りました。
「詩と散文との違いについて…」
講座で習っている朗読は、「物語を聴き手に伝えるようにすることが大切」と
言われているけれど…
詩というのは、また違う表現なのでしょうか?などと質問しあったりして
一人で考えているよりも、いろいろな角度から観ることで
また違ったとらえ方もできるような気がして、面白く感じました。
お夕飯を挟んで書き継いでまいりましたので、すっかり夜も更けてまいりました。
詩人の奏でるリズミカルな言葉の余韻を、思い出しながら…
時には、空遠く…宇宙の星たちの船に揺られているような気分になって
今夜は、ゆら~りゆらりと眠ることにいたしましょう…