Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

新緑の中で・・・

2006-05-08 12:59:41 | Weblog
連休は、いかがお過ごしでいらっしゃいましたか?

先日お話した演劇のワークショップの次の日は、
神奈川LD親の会「にじの会」のデイキャンプに夫も一緒に参加して
バーベキューをしました。

そのお話は、今度また、あらためてするつもりです…


さて、その翌日は、家族、きょうだい・いとこ全部で12人が集まって
夫の父の81歳のお誕生日のお祝いを少し早めにいたしました。

夫のほうのいとこは、kirikou とあと小学生ひとりと、今年から社会人になった二人なので
下の二人は、カードゲームをしたり公園に行って遊んでいました。

私は、20代の二人の話がとても興味深く
いまどきの方たちの生活や考えていることや
親との会話のやり取りが、ほんとうに面白く感じました。


いまはまだ、10年後のkirikou の姿は、なかなか想像出来ませんが

今の親と子やいろいろな人との関わりが
多かれ少なかれkirikouに何らかの影響を与えていくことを
改めて感じながら、かといってそれがすべてではなくて

kirikouのもって生まれた何かが、どんな風に発揮されていくのか
できれば、余裕を持って見守ることのできる“はは”になりたいと

なかなかできないながらも、つくづく想いました。


それから連休最後の土曜日に、丹沢の奥の「信玄の隠れ湯」といわれる
温泉宿に一泊して、のんびり過ごしました。

お昼過ぎに出発して、東名も空いていたので3時前には、宿に着きました。

kirikouと夫の二人は、近くの散策に出かけて行き
私一人、宿でゆっくりして、本でも読むことにしました。


部屋の大き目の窓ガラスごしに
ほんとうに色合いも様々な新緑の美しい山が間近にせまり
眼下では大小の石が転がる中を
清流の音も心地よく響いて川が流れているのを、眺めることができるなんて!

川面を、小鳥が飛びかって、うぐいすの声も響き
遠くからカジカガエルの啼く声も聞こえます。

ひさしぶりに、軒先にツバメの巣を見つけました。


こんな自然そのままの中で、ゆっくりと気になる本を読むことができて

「こんなに贅沢な時間」を過ごせるのは、ほんとうに幸せなことですね…


「歳をとって、こんなところで暮らせたらいいなぁ…」と言いましたら

お世話をしてくれた宿の方は
住んでみるとほんとうに不便なことが多くて、大変なんだとおっしゃっていました。


買い物も近くではできないし、大きな病院までは距離があるし

「なるほど!たまに来てゆっくりするには最高」でも
住んでいる人にとっては、いろいろな想いがあるものなんですね。


帰りに、樹齢2000年という箒杉を見て
宮ヶ瀬ビジターセンター(奥丹沢の自然案内所)に立ち寄りました。

近くのキャンプ場には、家族連れの方がたくさん来ていたらしく
雨の中、テントの片づけをしているのが見えました。


普段は、都会の暮らしをしながら
時々、この大自然の空気を楽しみに来る私たちの暮らしを、ふと思いながら

昔からの自然を残しながら、この土地で暮らしていくことについて考えてしまいました。


なかなか手に入れられないものに
ついつい、強くあこがれてしまうのも、人というものなのでしょうか?


人の想いや幸せっていったい何なのかしら…?


と、あんまりノンビリしたせいなのか
それとも、日々のあわただしさからの逃避なのか…?


訳のわからなくなってしまった私です…


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スバラシイ「寛ぎ」の・・・  (虚庵)
2006-05-13 14:01:46
・・・連休締め括りですね。

ご家族でその様な時間の持てることが、「至福の時」というのでしょうか。
返信する
ささやかな、しあわせ・・・ (風待人)
2006-05-14 13:21:53
虚庵 さま



いらしてくださって、ほんとうにありがとうございます。



想うことを、言葉になかなかできないこともありますが



少しずつ少しずつ、つたない中にも自分らしい言葉遣いが

できるようになりたいと想っております。



どうぞ、よろしくお願いいたします。

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