Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

お気に入りの絵本をめぐる連想・・・

2012-05-27 10:12:29 | 絵本、大好き♪
新緑の葉っぱを、五月の心地よい風が揺らしているのを眺めておりましたら・・・


ふと、今にも「森の中へ誘われて、散策をしている」ような心持になりました。



とはいえ、2階の窓から見えるのは、家の屋根ばかり…庭木がところどころに見える程度です。


私の住む横浜にも、まだ雑木林や自然公園もありますから、そこまでお出かけすればよいのですけれど・・・


ちょっと、今日はお出かけは控えたい…という


そんな時には、「マインズ・アイ」や想像力の助けを借りて


大好きな「絵本や本の中の森」に出かけてみませんか?


まず、最初に本棚で見つけたのが

         


「森の絵本」   長田弘・作 新井良二・絵 です。


その色合いも明るく、緑もみずみずしくて、気持ちが優しくなりますね。


あなたの「いちばん だいじなもの  たいせつなもの」 がきっと見つかりますように。


そんなことを想いかえすうちに、以前に書いたブログの「絵本、大好き!!」というお話を思い出しました。
 

教育テレビで放送していた絵本の番組をきっかけにして、

息子が小さなころに大好きだった絵本のお話をしていましたね。


そして、そこでご紹介したのが「ヘンリーのしごと」D・B・ジョンソン 文・絵です。


これは、アメリカの森の作家と呼べるようなヘンリー・D・ソローの著作「ウォールデン 森の生活」を

題材にした絵本です。   

       
           


著作は、とっても厚みのある大作ですけれど、絵本の世界はとても親しみやすくヘンリーの暮らしが描かれています。


さて・・・日本の方で「森の人」と言えば、私の頭にまず浮かんだのが「南方熊楠」でしょうか?

       


そして、岩手に生まれた「宮沢賢治」が、山々を見上げて歩く姿も、印象的ですね。


          


他にも、詳しくは知りませんが、植物学者の牧野 富太郎さんのイメージも浮かびます。


特別な業績を残した方だけでなく…


里山や森とともに生きていらした方は、きっとたくさんおいででしょう。


そんな森の中で、ほんのひと時でも過ごすことができたなら・・・

人としての、大切なものやあたたかな気持ちを、思い出すことができるのではないかしら?


と、お気に入りの絵本を眺めながら、つよく感じておりました。


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