Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「梅ちゃん先生」を観ながら想うこと・・・

2012-05-26 13:13:56 | 自伝的記憶?
どうしても慌ただしくなりがちな朝のひと時や再放送の時間を見つけて


朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」を観ています。



そろそろ、開始から2か月が経ち、登場人物のキャラクターやお話の展開にも慣れてきて


主人公も、いよいよお医者様への道を、一歩ずつ懸命に歩んでいるところですね。


私は、この時間帯のドラマを観るのが好きなだけで、評論家ではありませんから


ただただシンプルに、ちょっとのんびり屋さんだけど一生懸命な梅ちゃん先生を応援しながら観ています。


ところで、ずいぶん前に、このブログに書いたことがありますが・・・


私は、中学生の頃から、その後大学生になってからも

実は「お医者さんになりたい」と思っていた時期がありました。


少々恥ずかしいですけれど、以下に引用いたしますと・・・



中学生の頃に、母親が胃潰瘍の手術を受けたことをきっかけに
漠然と「お医者さんになりたい」と思っていたものの
高校の時には、自らの限界と現実にぶち当たり、何とか現役で大学に行かないと
浪人生活はツライし、したらかえって落ち込むだろうということと
「ハリネズミのジレンマ」といわれる親子関係からの脱出を夢みて
地方都市の単科大学の薬学部に、何とか滑り込みました。

途中、あまり明確な目的意識を持たずに薬学を選んでしまったことを悔やんで
もう一回、共通一次試験を受けて、医学部を受験しましたが
やはり、ハードルは高く、その後目的を失ってしまい、
いろいろ悩んだり、足踏みしたりして、結局何とか大学を卒業しました。

今考えても、大学生の頃に、一体どれくらいしっかりと自分のことを見つめたり
将来の自分の姿について、明確なビジョンをもっていたか?というと

あまりに、お粗末と言うか、ぼんやりノンビリしていたと言うか
それなりに、一生懸命やっていたんだとは思いますが
記憶も定かではなく、何かに流されていたような
あやふやな印象しか残っていないのは、なぜなんでしょうか?

過去の記憶が、今すでにぼやけているだけなのか
その時の自分に「生きているという実感」そのものが薄かったのか?

いま、いろいろな講義を受けた時に感じる「学ぶ楽しさ」とは
その質が全然違っているように思います。             (引用ここまで)




自分自身、これまでにもお医者様にはいろいろとお世話になることも多く、その関わりを通して



お医者さんという、「人の命を預かるという使命感」を持って臨み

精神的にも肉体的にも強さとすぐれた能力を発揮することを求められる、

本当に大変なお仕事であることを考えると


今となっては、私のような弱虫には、到底務まらなかっただろうなぁと思っています。



ただ、本当にささやかながら、できれば、何らかの形で


少しでも「人の健康や生き生きとした暮らしのお役に立つこと」ができたらいいなぁと


そんな想いは、今も持ち続けているつもりです。



生きていく中で、いろいろな紆余曲折はあったとしても・・・


そんな想いを持ち続けていくことで


その時の自分にとって大切な人や出来事と出会って関わるなかで


その想いを実現する機会が、きっといつか訪れるのだろうなぁと、つよく感じています。




そんなことを、想い起こしながら


梅ちゃん先生が、どんなお医者さんになっていくのか・・・とても楽しみに観ています。
  
 


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