Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「通常学級でできる!“サッと”“ふわっと”サポート」・・・

2009-06-22 20:53:07 | 特別支援教育&教育関連
週末のスクーリングの復習を兼ねて
いくつか気になったキーワードを、メモ書きしておきます。

阿部利彦先生のお書きになった「いいところ応援計画」について、
以前にも、ご紹介したことがありますけれど

実際に学校現場での支援をなさっていらっしゃる中から、

支援を必要としている子どものサポートだけでなく、
その子どもを取り巻く子どもたちを含めた「学級環境」を整えるという視点から
様々な工夫を考えていくところが、とても大切になるとおっしゃっていました。

「特別支援教育のポイント」として(レジュメより)

『発達障がいをもつ子だけにシングルフォーカスにならないことが大切

学級環境との相互作用』の重要性を、挙げていらっしゃいます。


また、阿部先生が心理士として、また福祉のお仕事をなさっていらしたからだと
想いますけれど


「リフレイミング」「ポジティブ・セルフレビュー」その他

様々な心理面でのサポートのスキルを上手にいかしていくことで、

子どもの自己肯定感や自信を持たせて行く方法などを、教えていただきました。

親って、ついつい子どものできていないことに目が行きがちですけれど…

「子どもの良いところ頑張っていることを認めて、前向きな声かけをすること」で

子どもたちの「自信ややる気」を、育てていけるといいですね!!


最近の世の中が、結果や評価のみを重視する傾向があって
激しい競争の世界に、想えることもありますけれど

もしかすると、そのような価値観のみでは立ち行かない部分もあるのでは…

と、私としては感じています。

(今現在の保守本流にあるように見える、そのような考え方をしている方々に

私の申し上げたような考え方について、ご理解いただけるようにご説明する術を
まだ持ち得ていないことも事実ですけれど。)


少なくとも、kirikouやkirikouたちのような人たちには…

優しい気持ちを持った方々や、温かな手を差し出して下さる方々の中で

理解していただきながら一緒に暮らしていって欲しいなぁ、と強く想っています。


そのためにも、保護者も含めて、いずれ本人たちも、彼らなりに

「自分たちの想い伝えたり」「ある場合にはSOSを発信したり」

少しずつ表現する力を磨きながら、地域や社会の中で生きていけたらいいですね。


まずは、身近なところから「いいところを応援してくださるサポーター」の方を
たくさん見つけていって

色々な方々のつながりが広がって、ぜひお仲間になっていただけますように!!


                  心より、お願いいたします!!


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2 コメント

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Unknown (としょくん)
2009-06-22 21:58:29
「良いところ頑張っていることを認めて、前向きな声かけをする」子供達へも当然ですが、世の中皆んなそうなりたいですね。
そして自分自身も「精一杯頑張っている自分を認めて、常に前向きに考えて進んで行く」事が大切ですよね。
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「世の中皆んな・・・そして、自分に対しても。」・・・ (風待人)
2009-06-23 05:03:49
としょくん さま

コメント頂いて、ありがとうございます!

「世の中皆んな・・・そして、自分に対しても。」って
本当にそう想います!

私の子どもの頃・・・特に小学校の頃までは、
とっても楽しくって、のびのびしていたように想います。

(当時はモチロン最近まで、あまり深く考えても観ませんでしたけれど・・・)

もし、今の世の中に、どうも気づまりな感じがあるとしたら・・・
そのあたりから、少しずつ解きほぐしていけたら良いのかも知れませんね。

その上でも、愉しかったり嬉しかったりの色々な「笑い」の出るような
雰囲気を、もっともっと作り出していけたらいいですね!!
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