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かねてより、とても気になっていた映画「ハンナ・アーレント」を観にいったのは・・・
もうひと月以上前のことになるんですね。
その日のうちに、中央図書館に寄って、著書を借りてきて・・・
なかなか、読みとおせないままにおりましたけれど。
もう一冊「暗い時代の三人の女性」という
エディット・シュタインとハンナ・アーレントとシモーヌ・ヴェイユについて
その出自から、さらに年代をおって、記述している本を、少しずつ読み進めることで
その人の姿や言葉を、ほんの少しですが感じ取ることが出来たように想います。
さらに1933年から1943年という、
世界中に暗い戦争の暗雲が垂れこめていた時代を
私なりに少しでも理解し、想像するきっかけになったように想います。
そのことの意味を、いまかみしめながら
そんな暗い時代に生きて、勇気を持って言葉を残し
行動していらした女性のいたことを知り
私も少しずつ考えたり、感じたことを言葉にすることの大切さを
教えられたように想います。
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メモ:ハンナ・アーレント著
「アウグスティヌスの愛の概念」
千葉真訳
p265「複数性」という概念が…その全般を整序する方法概念として用いられている形跡がある。個性、平等、差異、多様性、多元性、非均質性、共同化など、諸種の含意とニュアンスをたたえたこの「複数性」という概念こそ、…
メモ:ハンナ・アーレント著
「アウグスティヌスの愛の概念」
千葉真訳
p265「複数性」という概念こそ、彼女の理解にしたがえば、「人間の条件」であり、現われの世界の現実そのもの…人間世界の「複数性」が保証されて初めて、諸個人と人間社会と政治にとって不可欠な自由、平等、連帯、個性…
メモ:ハンナ・アーレント著
「アウグスティヌスの愛の概念」
千葉真訳
p265人間世界の「複数性」が保証されて初めて、諸個人と人間社会と政治にとって不可欠な自由、平等、連帯、個性、差異性、創造性、新しさといった諸価値が、保持されるだけでなく、活性化され、また紡ぎだされるからである
メモ:向田邦子展
2007年開催
「果敢なる生涯」を
想い起こして。
「美しくなくてもいい、
最後まであきらめず、勇猛果敢に生きてやろう」
という言葉が
目に留まり。
#気になる人
#気になる言葉 pic.twitter.com/UmQkbVWnp0
バルトス=ヘップナー作
「コサック軍シベリアをゆく」
訳者あとがきより
…どれも自然描写がたいへん美しく、風俗習慣なども実に詳しくて、まのあたりに見るように描かれて…
「書く前に現実の土地を見てしまうと、見たことに… pic.twitter.com/sQkZv0kJJW
バルトス=ヘップナー作
「コサック軍シベリアをゆく」
訳者あとがきより
…まのあたりに見るように描かれて…
「書く前に現実の土地を見てしまうと、見たことに制約されて、わたくしのファンタジー(想像)がこわれてしまうのです。ファンタジーの世界のほうが、見た世界よりも広くて大きく…
メモ:「かわいい日本美術」
@山種美術館
yamatane-museum.jp/exh/current.ht…
招待券をいただいて…
#気になる絵 pic.twitter.com/aOndp6GIJT
メモ:永井一郎著
『朗読のススメ』新潮社
shinchosha.co.jp/book/138451/
#気になる本
あとがきにかえてより
「自在に飛ぶ」
自分を捨て、自由になって、自在に飛んでいきましょう。 pic.twitter.com/b3FML34vGA
二つご意見をいただきました。1つは自分の為の演技をするのではなく勝つ為にやるべきではないか。2つ目は敗者がいて代表として選ばれた以上は結果を出すべきもの。二つをひいて見てみると、一つ共通点があるように思います。それは”スポーツは勝つ為のもの”という点です。
自分の為の演技と勝つ為の演技が対立軸で捉えられていますが、これはおそらく違います。むしろ勝つ為に自分の演技に集中したり、楽しもうとしたりします。なぜならばそちらの方がパフォーマンスが高い事を経験知的にも、心理学的にもある程度知っているからです。
孔子の言葉ですが、”これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず”というものがあります。楽しむ事が個人としては最上の戦略であるとおっしゃっているように思います。努力は夢中に勝てないんです。
また敗者に対しての責任ですが、一つ選ばれた人なのか、それとも勝ち抜いた人なのかによって考え方が違うように思います。例えば勉強をして大学に受かった人に、試験に落ちた人の事を考えてちゃんと結果を出せ、とは言い切れない気がします。
自分の力で勝ち取った地位に関しては、それはそれで完結させた方がいい気がします。別の観点で日本を代表しているというものはありますが、それはある一定の責任があるように思います。しかし、敗者に対しての配慮とは少し別問題ではないでしょうか。
最後になりますが、スポーツの語源はデポルターレと言います。憂さ晴らしのような意味で、その後遊びという意味も足されました。スポーツは勝つ為だけのものではなく、人がよりよく生きる為のものだと私は考えています。
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