Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

あたたかな陽射しの中で・・・

2009-11-06 15:10:24 | 教育・福祉・医療のネットワーク等
昨日の「ありんこの講演会」に続いて

今日は、横浜市自閉症協会の公開講演会に参加してまいりました。


会員の方の例会を兼ねているそうですが


「児童精神科医の正しい使い方」-「親支援」を裏側から見る-と題して

横浜市総合リハビリテーションセンター  発達障害対策部門 副センター長の

清水康夫 先生のお話を伺いました。

清水先生のお話は、以前「ありすの会」主催の講演会で伺ったことがありますし

「横浜市発達障害検討委員会」の委員でいらっしゃいますので

臨床現場での豊富なご経験を踏まえた的確なご意見を伺って
私にとりましても、大変に有意義な勉強になっています。


長期にわたってフォローしていらした2例のケースのご紹介のほか

「早期介入(intervention)」の両輪として

・ 子どもへのプログラム

・ 親へのプログラム 
    「育児への助言」
    「メンタルヘルス」:相談・カウンセリング・講演会・
              セルフヘルプグループ・メンタリングなど

「親支援の両面性」「親の両面性」

(療育的なアプローチやスキルを、身につける方向と悩みなどを受け止めること)

「育児力の強化」「癒し・なぐさめ・励まし」の意義を持つ。


私といたしましても、「保護者という立ち位置でありながら、
何かしらの支援の一端を担えたら…」という想いを持っておりますので

医療や福祉の方々と、上手なお付き合いをしていくことで
是非とも、助けていただけると良いですね!


行きがけの電車の中と会場で、お友だちに会えましたので

行きと帰りの道すがら、色々なお話をすることができました。


「ちょうど、横浜市の特別支援教育に対するご意見を考えているんですけれど

何か、お願いしたいなどありますか?」と、皆さんにも聴いてみたりしていますが

「目指すべき姿」と「現実に観えていたり、聴こえてくる様子」との
ギャップを埋めるには、どこからどんな風に手をつければいいのかしら?と
考えながらも、なかなか具体的なイメージが湧いてきません。


結局「希望の想いをこめた文章」になってしまいそうですけれど

ささやかでも、今の自分の想いや意見を、言葉にすることができたら良いですね。



サテ…横浜市自閉症協会の『 12 月の例会  *公開講演会*』では

「幼児期・学童期の療育」と題して、老名市立わかば学園 園長 諏訪 利明 先生の

お話が、 平成21年 12月 10 日( 木 ) 10 : 30 ~ 12 : 30

会 場:かながわ県民活動サポートセンター 305会議室にて

予定されています。

詳しくはこちらをご覧ください。



お子さんの小さな時期には、子育ての悩みや気がかりについて

また、大きくなってからの「思春期」や「生活の自立」や「就労」についての課題も

同じ母親同士のお話し合いの場やネットワークを利用したり、色々な情報を活用して

さらには、専門機関や相談機関の支援者の方々のお力をお借りすることで

きっと、何とか乗り切っていくことができますように!!!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。