いずみホールでのランチコンサートに行って来ました
ピアノの小倉貴久子先生、綺麗で素敵でかっこよくてうっとりしました。腕から手にかけての優美なこと。ヴィーナスみたいです。
五列目ど真ん中だったので見とれてしまいました。
まずチェンバロにはまり、古楽をもっと学びたくて院生のときオランダに留学して、そこでフォルテピアノに出会いとり憑かれてしまったとおっしゃっていました。
らららクラシックなどにも出演されています。家にピアノは古楽用から現代のまでいろいろ取り混ぜて六台所有されてるそうです。全国ツアーなどにはご愛用のピアノを運ばれるそうですよ。ピアノをです。バイオリンとかならわかるけど、ピアノですよ。うはーーー
ゴージャス。かっこいい。ため息です。月光色のドレスの美しかったこと。話し方もきれいで優しそうで大好きになりました。ピアニストはこうでなければ!!!!! おれの理想がそこに!
あとシューベルトの即興曲をお弾きになられるとき、とにかくにこにこと楽しそうなんです。可愛い曲を可愛くほほえみながら弾く美人。完璧です。
岡田暁生先生(企画・構成、お話)とってもダンディです。とにかくお話がわかりやすくて面白いです。岡田先生の企画のものにはどんどん行きたいです。
フォルテピアノっていうの、初めて聴いたんだけど素晴らしいのね。ペダルが五つもあり鱒
パイプオルガンとフォルテピアノ
下はいただいたパンフから↓
いずみホールのフォルテピアノは、ウィーン国立博物館のアルフォンス・ヒューバー氏により、1820年代のものと判断されました。
したがって、ベートーヴェンやシューベルトのピアノ曲の演奏には最適のものといえます。
ナネッテ・シュトライヒャーはモーツァルトが親しくしていたアウグスブルクの製作家シュタインの娘で、
若いころからフォルテピアノの製作にたずさわり、ウィーン式フォルテピアノの頂点を築きました。
自らも優れたピアノ奏者であり、8歳のときにモーツァルトの前で演奏しました。
またベートヴェンの援助をし、彼の助言を受けながら楽器の改良につとめたとも伝えられています。
フォルテピアノは、別名ハンマーフリューゲルと呼ばれ、巨大化した今日のピアノに比べ手作りの繊細な美しさを持っており、
古典派音楽の心と魅力を伝えるには現代のピアノ以上にふさわしいことが、近年では広く認められています。
まずフツウのピアノ(それでもスタインウェイですよ。素晴らしい奴ですよ。値段知ると目玉が飛び出します)で小倉先生が「月光」の触りを弾いてくださいます
うっとりします。
そのあとフォルテピアノで弾かれます。ざーっと鳥肌が立ちました。
ホール中が夜の帳に包まれて月光が降り注ぐ感じなんです
800人はいるホールはほぼ満員でした。そこここからため息が。私も思わずため息でした。
ぜんぜん、違う
ベートーヴェンが作ったのはこっちです。こっちが月光です。うっとりなんてもんじゃありませんでした。
岡田先生のお話は面白くて
覚えてること
「シューベルトはハンガリー風ってついた作品をいくつも描いているけど、ハンガリー風ではないものでもちょこっとそれ風のが混じる。ロマっぽいというか。
フォルテピアノだとそれがよりよく感じられるので、そこもういっかい弾いてー」、って小倉先生にそのフレーズをねだって弾いてもらったりしていました
シューベルトの即興曲のそこをヴオーヴオーと口ずさむ岡田先生可愛いです
シューくん…さすらい続けるロマ(ジプシー)への憧れ。切ないなあ。自由が欲しかったんだろうな、シューベルト。不自由ばかりしていたから。それとも父ちゃんがチェコ出身ボヘミアンの血がいつも騒いでたのかしら。とにかく可愛くて素敵なキラキラした曲なのにときどきうっと胸が苦しくなります。
とか
「当時は100人以上はいるようなホールはなく、小サロンでの演奏だったのでピアノの音は繊細なものだった。ホールが大きくなるにつれて後ろの方にも届かせなきゃいけなくて
ピアノは大きな音が出せるってことが優先されるようになって少しずつ繊細さが薄まってしまった。仕方ないこととはいえ。」
あと、可愛いくてちょっとクラシカロイドのチョっちゃん連想したのが
「ショパンなんかは繊細なので聴衆が100人もいたら過緊張で弾けなくなってしまいますよ」
あといろいろ。楽しかったです。どのお話も面白かった。演奏はもう素晴らしいの一言。
これで2000円です。なんと安価で素晴らしいものを聞かせていただけたんでしょう
もっともっと聞きに行きたいと思いました。
終演後はアフタヌーンランチ
それから梅園に行きました
そして私は551の豚マン大阪市消防局とのコラボボックスを購入して帰ってきましたよ
おまけ
シューくん15才とベートーヴェン先輩10才
いずみホールでは六月に
小山実稚恵さんの ピアノシリーズ 「ベートーヴェン、そして・・・」
の第一回があります。2019年から2021年までの3年間・6回公演の始まりです
第一回●演奏曲目
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D.664
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 op.101
シューベルト:即興曲 op.90,op.142より
なんと。こちらもまたいきなりベトシュではないですか。なんと。なんとまあ。チケット取れたら聴きに行きたいなあ。
ピアノの小倉貴久子先生、綺麗で素敵でかっこよくてうっとりしました。腕から手にかけての優美なこと。ヴィーナスみたいです。
五列目ど真ん中だったので見とれてしまいました。
まずチェンバロにはまり、古楽をもっと学びたくて院生のときオランダに留学して、そこでフォルテピアノに出会いとり憑かれてしまったとおっしゃっていました。
らららクラシックなどにも出演されています。家にピアノは古楽用から現代のまでいろいろ取り混ぜて六台所有されてるそうです。全国ツアーなどにはご愛用のピアノを運ばれるそうですよ。ピアノをです。バイオリンとかならわかるけど、ピアノですよ。うはーーー
ゴージャス。かっこいい。ため息です。月光色のドレスの美しかったこと。話し方もきれいで優しそうで大好きになりました。ピアニストはこうでなければ!!!!! おれの理想がそこに!
あとシューベルトの即興曲をお弾きになられるとき、とにかくにこにこと楽しそうなんです。可愛い曲を可愛くほほえみながら弾く美人。完璧です。
岡田暁生先生(企画・構成、お話)とってもダンディです。とにかくお話がわかりやすくて面白いです。岡田先生の企画のものにはどんどん行きたいです。
フォルテピアノっていうの、初めて聴いたんだけど素晴らしいのね。ペダルが五つもあり鱒
パイプオルガンとフォルテピアノ
下はいただいたパンフから↓
いずみホールのフォルテピアノは、ウィーン国立博物館のアルフォンス・ヒューバー氏により、1820年代のものと判断されました。
したがって、ベートーヴェンやシューベルトのピアノ曲の演奏には最適のものといえます。
ナネッテ・シュトライヒャーはモーツァルトが親しくしていたアウグスブルクの製作家シュタインの娘で、
若いころからフォルテピアノの製作にたずさわり、ウィーン式フォルテピアノの頂点を築きました。
自らも優れたピアノ奏者であり、8歳のときにモーツァルトの前で演奏しました。
またベートヴェンの援助をし、彼の助言を受けながら楽器の改良につとめたとも伝えられています。
フォルテピアノは、別名ハンマーフリューゲルと呼ばれ、巨大化した今日のピアノに比べ手作りの繊細な美しさを持っており、
古典派音楽の心と魅力を伝えるには現代のピアノ以上にふさわしいことが、近年では広く認められています。
まずフツウのピアノ(それでもスタインウェイですよ。素晴らしい奴ですよ。値段知ると目玉が飛び出します)で小倉先生が「月光」の触りを弾いてくださいます
うっとりします。
そのあとフォルテピアノで弾かれます。ざーっと鳥肌が立ちました。
ホール中が夜の帳に包まれて月光が降り注ぐ感じなんです
800人はいるホールはほぼ満員でした。そこここからため息が。私も思わずため息でした。
ぜんぜん、違う
ベートーヴェンが作ったのはこっちです。こっちが月光です。うっとりなんてもんじゃありませんでした。
岡田先生のお話は面白くて
覚えてること
「シューベルトはハンガリー風ってついた作品をいくつも描いているけど、ハンガリー風ではないものでもちょこっとそれ風のが混じる。ロマっぽいというか。
フォルテピアノだとそれがよりよく感じられるので、そこもういっかい弾いてー」、って小倉先生にそのフレーズをねだって弾いてもらったりしていました
シューベルトの即興曲のそこをヴオーヴオーと口ずさむ岡田先生可愛いです
シューくん…さすらい続けるロマ(ジプシー)への憧れ。切ないなあ。自由が欲しかったんだろうな、シューベルト。不自由ばかりしていたから。それとも父ちゃんがチェコ出身ボヘミアンの血がいつも騒いでたのかしら。とにかく可愛くて素敵なキラキラした曲なのにときどきうっと胸が苦しくなります。
とか
「当時は100人以上はいるようなホールはなく、小サロンでの演奏だったのでピアノの音は繊細なものだった。ホールが大きくなるにつれて後ろの方にも届かせなきゃいけなくて
ピアノは大きな音が出せるってことが優先されるようになって少しずつ繊細さが薄まってしまった。仕方ないこととはいえ。」
あと、可愛いくてちょっとクラシカロイドのチョっちゃん連想したのが
「ショパンなんかは繊細なので聴衆が100人もいたら過緊張で弾けなくなってしまいますよ」
あといろいろ。楽しかったです。どのお話も面白かった。演奏はもう素晴らしいの一言。
これで2000円です。なんと安価で素晴らしいものを聞かせていただけたんでしょう
もっともっと聞きに行きたいと思いました。
終演後はアフタヌーンランチ
それから梅園に行きました
そして私は551の豚マン大阪市消防局とのコラボボックスを購入して帰ってきましたよ
おまけ
シューくん15才とベートーヴェン先輩10才
いずみホールでは六月に
小山実稚恵さんの ピアノシリーズ 「ベートーヴェン、そして・・・」
の第一回があります。2019年から2021年までの3年間・6回公演の始まりです
第一回●演奏曲目
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D.664
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 op.101
シューベルト:即興曲 op.90,op.142より
なんと。こちらもまたいきなりベトシュではないですか。なんと。なんとまあ。チケット取れたら聴きに行きたいなあ。