えみくり情報

日常と日記
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アンの幸福

2020-04-12 | 読書

アンシリーズ。イングルサイド読み進めるのがめんどくさくなってきた。やっぱり好みに合わない。幸福が良すぎた。

えみこと会ったころ互いにアンシリーズが好きだということで意気投合したのですが(なもんで二人でプリンスエドワード島にも行った。今は亡き篠崎書林のツアーで)、二人とも「アンの幸福」が好きで、なかでもそれに出てくる「小さなエリザベス」が大好きだということでも意気投合しました

エリザベス大好きだったんだけど、幸福以降出てこないんですよね。夢の家には来なかった。イングルサイドには一回だけ来たのかな。うーん。とにかく一行で済まされてる
アンが結婚したので空気を読んでしまったのかな。
孤独で愛に飢えた世界から手を取って救い出してくれたアンこと「シャーリー先生」。ああ愛しい。「先生が何かお話しになるとき、すみれの香りがするわ」「先生のいらっしゃるところはいつだって美しい黄昏時よ」

父親に連れられてヨーロッパへ行ってしまったから、もうそんなにプリンスエドワード島へ帰る機会がないのかしら。

正直アンの子供たちはひとりも好きな子がいないんだけど(特にリラが苦手。みんな大好きウォルターすら苦手)エリザベスの可愛さはもう別格でした

虹の谷の牧師館の子供たちもすっごく苦手。

なんでだろう。昔は「アンの子供たちが好きになれないなんて情けない恥ずかしい、好きにならねば」、と思って読んでいた。
エリザベスとその子たちとの違いはなんだろう。
寂しそうで、おとなしく静かな子が好きなのか私? 好きだけどな!


けどイングルサイドにも虹の谷にもそういう子はいるんだよね。けど好きじゃない。うーーむ。

松本侑子先生の「アンの幸福」の完訳が出てた。「風柳荘のアン」

巻末毎回楽しい。
松本先生、未完のままモンゴメリ資料館に残されている手書きのジェーンの続編訳してくれないかな。
つか、丘の家のジェーンの角川から出た新訳が眩暈するほどひっどいので文春文庫で完訳やりなおししてほしい
ランタンヒルのジェーンで。